セルフモニタリング・システムとは うつ病、パニック障害、社交不安障害、強迫性障害をはじめとする精神疾患の治療では、「いつどんな状況で気分が落ち込んだのか、不安が高まったのか・発作が起きたのか」を患者さん自身が観察し、記録するセルフモニタリングが役に立ちます。当院では、携帯電話のメールを利用して、症状のセルフモニタリングを行いやすくするシステムを開発しました(特許登録番号:5197393)。本システムは症状の記録だけでなく、症状が起きた時に、「気分の落ち込み」「不安」「発作」から注意を引き離し距離を置いて観察する練習や、「ネガティブなことを考え続ける」「不安や発作を避ける」以外の、治療に役立つ行動をする練習(認知行動療法)にも使用することが出来ます。精神疾患の治療に取り組むすべての患者さん、医療者の皆さんに使っていただけるよう、営利目的での使用を除き、利用制限を設けておりません。下記の「ご利