米TV業界が恐れていたことが現実となってきた。NielsenのTV視聴率データ(minute-by-minute ratings)により,DVR(DVDレコーダー)のCMスキップが頻繁に行われていることが明らかになった。TV広告料金への影響が避けられない。 生放送視聴でも,コマーシャルブレーク時の視聴率低下が深刻だ。たとえばCBS の人気番組 "CSI" のNielsen視聴率は,成人(25歳~54歳)の場合で9.5%であるが,"CSI"のコマーシャルブレイク時の視聴率は8.1%に落ちている。つまり,視聴者の15%はコマーシャルを視ていないのだ。 広告効果が問われているTVコマーシャル。広告料金の見直しは必至となってきた。この動きを,Media Postがよく追っている。昨日も,“New Data Reveals Virtually No Viewers For Time-Shifted