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ブックマーク / courrier.jp (11)

  • 「コロナで死亡した大学教授」は存在していなかった…その驚きの正体 | なぜ彼女は「でっち上げた」のか

    科学界のMeToo運動の牽引者が… この数ヵ月間、新型コロナウイルスの感染者として、その症状や闘病生活についてツイートしていた匿名アカウント(@Sciencing_Bi)があった。 米アリゾナ大学の人類学教授を名乗るが、名は不明。4月に「約200人の生徒の前で教鞭をとることを大学側に強要されて」、「新型コロナウイルスに感染した」。「入院中に給与を15%カットされた」ともつぶやいていたと報道されている。 この人物と6月頃からメッセージのやりとりをしていたという、カリフォルニア大学の遺伝学者の証言によると、「新型コロナ感染からの回復がいかに困難かをよく語っていた」とのこと。 そして7月31日、この匿名教授は「感染による合併症により」息を引き取った。 「悲しいお知らせです。@Sciencing_Biは、新型コロナで亡くなりました」 「ベッドの横で彼女を見ているのは辛く、涙が止まらない」 そう投

    「コロナで死亡した大学教授」は存在していなかった…その驚きの正体 | なぜ彼女は「でっち上げた」のか
  • 「マスク未着用は“重大な誤り”」だった─中国のコロナ対策を指揮のトップ研究者が明言 | 「サイエンス」誌インタビュー緊急全訳

    新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の最前線で対策を指揮した中国疾病対策予防管理センター(CDC)主任の高福。これまであまり国外メディアの取材に答えてこなかった高福が、2ヵ月にわたるのやりとりの末、「サイエンス」誌のインタビューに応じた。 中国国内の封じ込め策、マスク着用の重要性、ワクチンと治療薬の開発状況について語ると同時に、初動の遅れを批判された中国政府の動きについて国内の当事者からの視点で説明した。 貴重なインタビューを全訳でお届けする。 海外メディアは、2019年の中国における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のアウトブレイクの最前線で闘う同国の科学者たちを取材する機会に、あまり恵まれてこなかった。科学者たちの多くはこの感染症の全容を理解し、感染拡大を防ぐことに必死だったため、特に国外記者への応答を後回しにせざるを得なかったのだ。 「サイエンス」誌は2ヵ月にわたっ

    「マスク未着用は“重大な誤り”」だった─中国のコロナ対策を指揮のトップ研究者が明言 | 「サイエンス」誌インタビュー緊急全訳
    yasudayasu
    yasudayasu 2020/04/15
    欧米諸国で人々がマスクを着用してないのは大きな間違いだと思います。無症状感染者やまだ症状の出てない感染者がマスクを着けていれば、ウイルスを含む飛沫が外へ逃げ、他人を感染させることを防ぐことができます。
  • 「どれだけ軽い症状でも、新型コロナだと考えて行動を」医療崩壊の迫るNY救急医が警告 | 「どれだけ軽い症状でも、新型コロナだと考えて行動を」

    アメリカでは新型コロナウイルスの感染者が40万人を超えた。そのうちの約15万人を占めるニューヨーク州では4月8日、24時間の死者数が過去最多の779人に上った。医療崩壊寸前の現場で働く医師たちは、最善を尽くしても次々と失われていく命を前に、心身ともに疲弊しきっている。 そんななか最前線に立つひとりの医師が、米誌「アトランティック」に手記を公開している(3月27日付け)。彼がどうしても市民に理解してほしいと訴えたことは──。 他国の警告を聞かず、NYは地獄と化した 救急科の待合室では、発熱して不安を抱えている150人の患者が待っている。 そのなかにはただ検査を受けたいだけの者もいれば、治療を求めている重症患者もいる。よほど危険な状態でない限り、彼らは6時間から10時間待たなければ診察を受けられない。入院するためのベッドを確保するには1日以上かかるのが現状だ。 私は救急医だ。普段はマンハッタン

    「どれだけ軽い症状でも、新型コロナだと考えて行動を」医療崩壊の迫るNY救急医が警告 | 「どれだけ軽い症状でも、新型コロナだと考えて行動を」
    yasudayasu
    yasudayasu 2020/04/11
    救急科の待合室では、発熱して不安を抱えている150人の患者が待っている。ただ検査を受けたいだけの者もいれば、治療を求める重症患者もいる。よほどでない限り、彼らは6時間から10時間待たなければ診察を受けられない
  • 米紙「日本と韓国、コロナ対策でアメリカはどちらを見習うべきか」 | まったく異なる検査態勢を取った”2つのライバル国”

    まったく異なる検査態勢を取った”2つのライバル国” 米紙「日韓国、コロナ対策でアメリカはどちらを見習うべきか」 3月26日朝の東京の通勤風景。この前日、東京都知事が会見を開き、在宅勤務や週末の外出自粛を呼びかけた Photo by Tomohiro Ohsumi/Getty Images

    米紙「日本と韓国、コロナ対策でアメリカはどちらを見習うべきか」 | まったく異なる検査態勢を取った”2つのライバル国”
    yasudayasu
    yasudayasu 2020/04/01
    ペンス副大統領は、医師の指示があれば「すべてのアメリカ人が検査を受けられる」と述べてたが、変わってきている。「検査について言うと、医師を必要としてるのは病気の人です。症状がないなら検査必要ありません」
  • 伊メディアが分析 なぜイタリアでこれほど感染が広がったのか?

    イタリアではヨーロッパのほかの国に比べて新型コロナウイルスの感染が拡大している。なぜイタリアでだけウイルスが広がっているのか、イタリア・メディアが考察している。 ヨーロッパの中で突出して多い感染者 新型コロナウイルスは、今のところヨーロッパではそれほど猛威を振るっていないように見える。 だが、イタリアはその例外だ。すでに400人以上が感染し、12人が死亡している(2月26日現在)。しかもこの数字は暫定的なもので、事態は刻々と変化し、深刻化している。 それにしても、なぜイタリアでだけこれほど広がってしまったのだろうか? 偶然か、それとも当局が適切な措置を取らかなったためか? イタリアのメディアはそれぞれに分析をおこなっている。 「検査件数が多いために感染者数も増えている」 多くのメディアは2月23日のジュゼッペ・コンテ首相のつぎの発表を取り上げた。 「4000件の検査がすでにおこなわれている

    伊メディアが分析 なぜイタリアでこれほど感染が広がったのか?
    yasudayasu
    yasudayasu 2020/03/01
    イタリアの多くのメディアによれば、イタリアは致命的な間違いを犯した。それは、中国からのフライトの乗り入れを禁止したことだ。「目を引くものだが、乗り継ぎをしてイタリアに来る乗客がいるので意味がない」。
  • 【独占1万字】米紙が暴いた機密文書「アフガン・ペーパーズ」の衝撃 | 米政府の18年間の大ウソが白日の下に…

    「クーリエ・ジャポン」の利点は、新聞やテレビで報じられることのない海外ニュースの詳細な報告が読めること。日で報じられる海外ニュースはアメリカの視点に依拠したものが多く、実はバランスが取れていない。その点、「クーリエ・ジャポン」はさまざまな国のニュースを読むことができて、自分の頭の中が整理される。 アメリカのニュースでも一味違う。たとえば「ワシントン・ポスト」が暴いた通称「アフガン・ペーパーズ」は、アメリカ軍がアフガニスタン戦争の泥沼にはまって、これまでにどれだけの人命と資金を消耗してきたかを伝えてくれる。こういったニュースは、日では一報で終わることが多く、原典に当たらない限り、じっくりと内容を読むことができない。しかし、それが日語で気軽に読めるのだから嬉しい。 このレポートを読むと、アメリカがベトナム戦争の教訓に学んでいないことに驚く一方、こうした綿密な調査をしているところは、さすが

    【独占1万字】米紙が暴いた機密文書「アフガン・ペーパーズ」の衝撃 | 米政府の18年間の大ウソが白日の下に…
    yasudayasu
    yasudayasu 2020/01/20
    問題の機密文書を作成したのは、根本的失敗を検証してる政府のプロジェクトチーム。2000ページを超える未発表の聞き取り調査が含まれている。米軍司令官や外交官から国際機関職員、アフガニスタン政府の役人の証言。
  • なぜ、おじさんたちはグレタ・トゥンベリを嫌うのか | 10代の少女に間違いを指摘されるなんて我慢ならない?

    グレタに向けられる「年齢」「性別」「障害者」差別のトリプル批判 “How dare you!”(よくもそんなことを!)。今年9月、ニューヨークで開催された国連気候行動サミットで、スウェーデン出身の16歳、グレタ・トゥーンベリは、激しい怒りと悲しみの表情を湛え、各国の首脳らにいますぐ温暖化対策の行動に出るよう強く訴えた。 彼女の主張を要約すると、「地球は悲鳴をあげている。環境システムは瓦解していて危機的な状況だ。いますぐ全世界で温暖化対策の行動にでなければ、私たちが大人になる頃には地球上の生態系は崩壊する。子どもの将来を真剣に考えているというならば、きちんと行動で示して」である。 ただ、 “How dare you!”(よくもそんなことを!)の「You(あなた)」が指すのは、サミットに参加していた各国の首脳らだけではない。彼女よりも年上で、有権者で、これまで環境問題に取り組んでこなかったすべ

    なぜ、おじさんたちはグレタ・トゥンベリを嫌うのか | 10代の少女に間違いを指摘されるなんて我慢ならない?
    yasudayasu
    yasudayasu 2019/10/20
    グレタ・トゥンベリさんを嫌っている人よりも、グレタ・トゥンベリさんをちょうど便利な広告塔にして持ち上げて裏で動いている活動家を嫌っている人の方がよく見かける。
  • そして絶望だけが残った。残酷な社会実験“一人っ子政策” | ピュリッツアー賞受賞記者の渾身ルポ

    経済成長のためにと始めた“一人っ子政策”が中国を確実に蝕んでいる。この政策は妊娠中絶や精管切除を正当化するもので、そこから派生する問題は、高齢化による労働力不足、人身売買、多数の無国籍者……とその闇はどこまでも深い。それでも世界には、一人っ子政策を支持する声が聞かれる。こんなことは看過してはならない──ピュリッツアー賞受賞記者が描く驚愕のルポルタージュ。 中国経済はなぜ成長したのか 冷戦のさなか、中国のロケット科学者たちが、ミサイルとも宇宙開発ともいかなる種類の兵器ともまったく関係ない一つの野心的な計画を考えついた。 それは「赤ん坊についての計画」だった。1980年9月25日、中国共産党はこの計画について公開書簡のかたちでメディアなどに広く発表し、党員に子供の数を自主的に一人に制限するよう要請した。ここでいう要請とはその実、命令であった。 かくして、世界でもっとも過激な社会実験「一人っ子政

    そして絶望だけが残った。残酷な社会実験“一人っ子政策” | ピュリッツアー賞受賞記者の渾身ルポ
  • 遺伝する「貧困」という病 なぜ貧乏人は貧しさから抜け出せないのか?  | 最新の研究事例から読み解く

    貧困によるストレスが脳の発達を阻害したり、健康リスクを増大させたりするといった事実はよく知られているが、こうした影響が何世代かにわたり遺伝する可能性があることが近年の科学研究によって明らかになってきた。 極貧生活から年収70万ドルの富豪にのし上がった筆者が、最新の研究事例を引きながら、貧困という「病」の原因と治療法を模索する。 極貧の子供時代からいかにして成り上がったか 私がどんなに貧しくひもじい子供時代を過ごしたか、いまの姿からは誰も想像できないだろう。 私は、ウォール街のトレーダーとしてキャリアを積み、現在は国防研究組織「トルーマン・ナショナル・セキュリティプロジェクト」のフェローを務めるほか、米シンクタンク「外交問題評議会」の一員でもある。最近、金融リスクマネジメントに関する著書を出版したばかりで、年収は70万ドル(約7700万円)を超えた。 だが、依然として私は満たされず、未来へ

    遺伝する「貧困」という病 なぜ貧乏人は貧しさから抜け出せないのか?  | 最新の研究事例から読み解く
    yasudayasu
    yasudayasu 2017/07/12
    貧困はゲームの参加者にハンデを負わせる。スタートの合図が鳴ったとき、スタートラインのはるか後ろにいるのだ。ではどうやって私は貧困から抜け出したか?それはまったくの偶然に過ぎず、私の手柄はどこにもない。
  • ネイト・シルバーが語る「データ・サイエンティストになるために必要なこと」 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    翻訳担当の阿部です。 昨年、米国で話題になったネイト・シルバーの著書『シグナルとノイズ』の邦訳が刊行されるかもしれないようです(Amazonのサイトでは予約受付中となっていますが、日経BP社によれば、まだ刊行が決まってはいないとのことでした)。 シルバーは米国の作家・統計家・ブロガー。シカゴ大学で経済学を学んだ後、KPMGに職を得ますが、仕事が退屈に感じられ、オンラインポーカーで1年に10万ドル以上稼いだり、野球選手のパフォーマンスを予測するシステムを開発したりするようになった人物です。近年は自身が運営するブログ「ファイヴ・サーティエイト・ドットコム」で、米国の大統領選の結果を予測したことで知られています。世論調査や経済データを解析し、08年の大統領選では50州中49州の投票結果を的中させ、昨年の大統領選では全50州の投票結果を的中させました(ネイト・シルバーの人物像については、現在発

  • MITメディアラボ石井裕副所長インタビュー(1) « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    クーリエ・ジャポン1月号の特集「未来はこうして創られる」を監修したMITメディアラボの石井裕教授は、「情報は共有されたがっている、再編集されたがっている。再発信されたがっている」と言っています。そこで、1月...クーリエ・ジャポン1月号の特集「未来はこうして創られる」を監修したMITメディアラボの石井裕教授は、「情報は共有されたがっている、再編集されたがっている。再発信されたがっている」と言っています。そこで、1月号に掲載した石井教授のインタビューも、より多くの人に共有してもらえるようにウェブ上でも公開いたします。 Photographs by Jessica Scranton「2200年の世界に何を残せるか。それを考えて僕は毎日を生きている」 MITメディアラボの教授に1995年に就任し、日人初の「終身在職権」を獲得した石井裕。「タンジブル・ビット」という独創的なインターフェースの概

    yasudayasu
    yasudayasu 2012/01/26
    MITメディアラボに僕を呼んだ当時の所長ニコラス・ネグロポンテは、僕に向かってこう言い放ちました。「これまでと同じ研究は続けるな。人生は短い。新しい物事に挑むことは最高の贅沢だ」。
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