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ブックマーク / kibashiri.hatenablog.com (9)

  • 二人に一人が非正規雇用か失業中という若年層〜若年層に就職の機会を与えるために正社員の解雇を解禁すべき - 木走日記

    国際労働機関(ILO)は24日発表した2012年版の世界雇用情勢報告で、同年末の世界の失業者数が初めて2億人を突破するとの予測を示しました。 世界の失業者、12年末に初の2億人超え ILO予測 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E2E2E4948DE0E6E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000 世界の労働人口自体が増加していますので失業者2億人という数字自体にあまり意味は見出せませんが、問題は世界全体の傾向として若年層の失業問題が深刻なことで、記事によれば11年末時点の失業者全体の約4割を若年層が占めており、その失業率は12.7%で、全体平均(6.0%)の2倍強の高水準にあるわけです。 日の失業率ですが下記の総務省・統計局

    二人に一人が非正規雇用か失業中という若年層〜若年層に就職の機会を与えるために正社員の解雇を解禁すべき - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2012/01/24
    年齢別非正規率がどこの数字か分からないが、労働力人口に入っていない学生のバイトの分が入り込んでいる予感。若年者雇用は深刻な問題だが、間違った数字に基づくアジは、彼らを一層窮地に追込む。
  • 日本はアメリカの「グレート・ギャツビー・カーブ」に追従してはならない〜アメリカ主導のネオリベ政策とは決別すべき - 木走日記

    2008年にノーベル経済学賞を受賞したポール・クルーグマンが15日付けでニューヨークタイムズ紙(NYT)に興味深いコラムを載せています。 記事の図を紹介。 The Great Gatsby Curve http://krugman.blogs.nytimes.com/2012/01/15/the-great-gatsby-curve/?smid=tw-NytimesKrugman&seid=auto このグラフの横軸はジニ係数、社会における所得分配の不平等さを測る指標であり「不平等の尺度」で0から1の間の小数値になり、0ならば完全な所得平等を示し1に近づくほど格差が顕在している社会で、社会騒乱多発の警戒ラインは、0.4であると言われています。 図で見る限りアメリカは近年急速に0.4に近づいていることが理解できます。 一方、縦軸には所得の世代間の弾力性の指標が使われています、これは父親の収入

    日本はアメリカの「グレート・ギャツビー・カーブ」に追従してはならない〜アメリカ主導のネオリベ政策とは決別すべき - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2012/01/18
    新自由主義という言葉を安易に使っている人の大半は無知ないしはトンデモという簡便法は、今でも有効である。ネオリベという言葉が併用されていると、その簡便法の精度はさらに高まる。
  • 世界経済はエントロピー増大の法則への反逆〜グローバルからリージョナルへ変質する不均衡 - 木走日記

    ■熱力学第二法則(エントロピー増大の法則) 熱力学第二法則(エントロピー増大の法則) 断熱系において不可逆変化が生じた場合、その系のエントロピーは増大する。 この宇宙の性質として時間経過とともにエントロピー(乱雑さともいえましょう)は増大していく、という法則であります。 コーヒーの中にミルクを一滴入れると、やがてミルクは拡散しコーヒーの中に溶けていきます。 図1:熱力学第二法則(エントロピー増大の法則) この変化は不可逆的であり、逆の変化つまり一度溶けたミルクを1箇所に戻すことはできません。 閉じた系において不可逆変化が生じると、このようにエントロピーは増大していきます、逆にポテンシャルは減少していきます。 もう一例だけ、中学の理科の教科書でお馴染みの温度の異なる水の話。 今、ひとつの水槽に65℃の水1ℓと10℃の水10ℓが断熱されたしきいで分けられています。 しきいを取るとエントロピー増

    世界経済はエントロピー増大の法則への反逆〜グローバルからリージョナルへ変質する不均衡 - 木走日記
  • 「もし60歳以上が投票できないとしたら」という思考実験 - 木走日記

    謹賀新年、年もよろしくお願いいたします。 さて、2012年はどのような年になるのでしょうか。 今日はお正月でもありますので、実現性は無視してある思考実験をしてみたいと思います。 実験のきっかけはお二人の著名な先生の発言がきっかけです。 ひとつは昨年12月14日にブログ「S氏の相場観」でS氏が最近の政治のひどさを嘆かれてこのようなことを発言されていました、失礼して該当箇所を抜粋してご紹介。 (前略) どう考えてもあり得ない判断であるはずなのですが、これもまた一枚岩ではない寄せ集め集団の民主党ならではの結果でしょう。日々こうしたあり得ない話を目にする度、どうしてこんな政党に政治を託してしまったのかと、反省しきりなのですが、あの当時は当に自民党が酷かったですし、仕方が無いとも言うしか無いでしょう。 ただ、今なら自民党に任せられるかと言えば、決してそうではありませんが、一体何をどうすればこの悲

    「もし60歳以上が投票できないとしたら」という思考実験 - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2012/01/02
    制度が変われば、投票に行く/行かないの行動も変わるわなあ。
  • 大阪市長選:平松邦夫前市長に光あれ!〜前市長の残した実績を最大限の賛辞を持って称えたい - 木走日記

    うむ、40年ぶりの大阪ダブル選は、大阪都構想をかかげる大阪維新の会の大勝利に終わりました、市長となる前知事の橋下徹さん、後継の知事に当選した同会幹事長の松井一郎さん、当選おめでとうございます。 そして市長選で敗れた平松邦夫さん、4年間の大阪市政、当にご苦労様でした。 東京都在住の私はもちろん今回の選挙を見守るだけでしたが、今回の地元大阪府民・大阪市民の府知事と市長の政治選択結果を、敬意をもって尊重、支持いたします。 その上で大阪維新の会が掲げる「大阪都構想」ですが、今はニュートラル・中立の立場を表明しておきます。 しばらくお手並み拝見としておきます。 今回の選挙結果の分析や「大阪都構想」の評価などはメディアにおいてもネットにおいても多くの論客が色々な素晴らしい論を展開されていますので、例によって当ブログは少し角度を変えてそもそも大阪市を無くしちゃえという過激な発想が誕生した経緯について掘

    大阪市長選:平松邦夫前市長に光あれ!〜前市長の残した実績を最大限の賛辞を持って称えたい - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2011/11/28
    現職が敗退ってことは、現地の当事者たる有権者は実績を評価しなかったってことなんだろうけどね。ま、部外者が適当なことを言うのは勝手。
  • 経済学者や政治家やマスメディアはデフレの真の痛みを自覚できてない - 木走日記

    21日付け日経新聞記事から。 成長と財政両立しデフレ脱却目指す 国家戦略会議 2011/11/21 20:37 政府の国家戦略会議(議長・野田佳彦首相)は21日、12月にまとめる「日再生の基戦略」の格検討に入った。経済成長と財政健全化を両立し、今後2年間でデフレ脱却を目指す方向で論点を整理した。 首相は会議で「中長期の国家戦略を考えたとき、欧州の危機を無視できない」と強調。「成長と財政再建の両立を図る。整合性がなくてはならない」と語った。 古川元久経済財政・国家戦略相は日再生の基戦略に盛り込む論点整理案を示し、了承を得た。マクロ経済運営の最大の課題を「デフレ克服」と位置付け、「復興特需の増加が見込める今後2年間」に政府・日銀一体で政策を総動員していく方針を明記。消費増税を含む税と社会保障の一体改革は「着実に取り組む」と重点を置いた。 「自由貿易の推進が極めて重要」とも指摘。成長政

    経済学者や政治家やマスメディアはデフレの真の痛みを自覚できてない - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2011/11/25
    別に輸出依存云々は関係ないのにこじつけるという典型的な詭弁。/ デフレのもとでは、輸出依存型の成長ではそれが仮にGDP成長にいくら寄与したとしても、国民には還元されないことは統計的に証明されています。
  • デフレ下でTPP参加しても生活は改善されない〜所得が減少続ける中では「比較優位原理」は無意味だ - 木走日記

    31日午前付け日経新聞速報記事から3。 円が最高値更新、一時75円32銭 オセアニア市場 2011/10/31 6:56 【シドニー=柳迫勇人】週明け31日のオセアニアの外国為替市場で円の対ドル相場は一時1ドル=75円32銭まで上昇し、戦後最高値を更新した。 邦銀筋によると、大きな材料はなく、月末の円買い・ドル売りが影響したもよう。米連邦準備理事会(FRB)が11月1〜2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加の金融緩和に踏み切るとの観測もドル売り圧力を高めている。 http://www.nikkei.com/markets/kawase/summary.aspx?g=DGXNASFK31001_31102011000000 政府・日銀、円売り介入を実施 財務相が発表 2011/10/31 10:46 安住淳財務相は31日午前の緊急記者会見で、同日午前の東京外国為替市場で政府・日銀によ

    デフレ下でTPP参加しても生活は改善されない〜所得が減少続ける中では「比較優位原理」は無意味だ - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2011/10/31
    デフレで所得が落込むから自由化で実質所得を上げることに反対?-100を-80まで引上げてもマイナスのままだから引上げに反対って阿呆なの?後、実効的に自由化されるのは何年も先なんだが、ずっとデフレを続ける前提か
  • 超円高時にTPPに参加する愚〜輸出は停滞し安価な輸入でデフレが深化するだけ - 木走日記

    ネットでは日のTPP参加問題の議論がにぎやかですが、私から言わせていただければ、現在の「超円高」状況においてTPP(環太平洋経済連携協定)参加を目指すのは、愚かであるばかりでなく日経済にとって致命傷となりかねません。 1ドル75〜76円という超円高の元での関税撤廃は日経済にとって百害をもたらすでしょう。 前回も示しましたが、以下は1971年から40年間の円ドル為替レートの推移をグラフ化したものです。 総じて円高基調なのですが、特にここ5年、グラフの傾きは明らかに円高傾向が強まっています、このフェーズ3の2006年から2011年の5年間では、117.32円(06年)から、75.78円(2011年10月22日)と、円はわずか5年で1.55倍も価値を高めています、この期間でならすと毎年8.35円平均で円高が進んでいることがわかります。 尋常な状態ではないのです、ドルだけではありません、ユー

    超円高時にTPPに参加する愚〜輸出は停滞し安価な輸入でデフレが深化するだけ - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2011/10/24
    円高はTPPに参加するしない関係なく問題。TPPがその害を増幅するかは不定。また、交易条件改善的な輸入品価格の下落は購買力を高めることになるため、いわゆる経済を縮小させていくデフレとは全く異なる。
  • 日本政府の単独対応では超円高は止まらない〜40年間の円高基調がここ5年再び加速し始めている - 木走日記

    21日の海外の外国為替市場で円相場が1ドル=75円78銭をつけ、戦後最高値(75円95銭)を更新いたしました。 くしくも日政府が閣議で「円高への総合的対応策」を決定した同じ日に過去最高値を更新したわけです。 今年になって3回目の最高値更新であります。 今回の欧州の財政・金融危機をきっかけにした「超円高」ですが、市場では歴史的な円高水準が長期化するとの見方が支配的です。 構造的な背景があると考えられているからです。 まず日米欧の景況感格差が潜在的な円高要因となっています。 日経済は東日大震災の復興需要がけん引して回復途上にありますが、欧米では減速懸念が台頭しています。 欧米とも財政出動する余裕は無く、アメリカでは米連邦準備理事会(FRB)が量的緩和第3弾(QE3)に動くといった憶測もあり、先行き日米の金利差が縮小するとの思惑も円買いを促している面があります。 そしてここ数年、危機のたび

    日本政府の単独対応では超円高は止まらない〜40年間の円高基調がここ5年再び加速し始めている - 木走日記
    yasudayasu
    yasudayasu 2011/10/22
    固定相場の軛から均衡へ向かう過程を横伸ばしした駄論。円高理由も見誤っている。おまけに円高で日本の経済力が上がるというトンデモ論。そんな絵に描いた餅な帳簿上の計算に意味はない。
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