国際労働機関(ILO)は24日発表した2012年版の世界雇用情勢報告で、同年末の世界の失業者数が初めて2億人を突破するとの予測を示しました。 世界の失業者、12年末に初の2億人超え ILO予測 http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E2E2E4948DE0E6E2E3E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000 世界の労働人口自体が増加していますので失業者2億人という数字自体にあまり意味は見出せませんが、問題は世界全体の傾向として若年層の失業問題が深刻なことで、記事によれば11年末時点の失業者全体の約4割を若年層が占めており、その失業率は12.7%で、全体平均(6.0%)の2倍強の高水準にあるわけです。 日本の失業率ですが下記の総務省・統計局