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マンガと考え方に関するyooksのブックマーク (2)

  • あれは今なら『もののけ姫』との対比で読むもんだわ。 旧人類の理性 VS 新..

    あれは今なら『もののけ姫』との対比で読むもんだわ。 結論をざっくり書けば、ナウシカ世界のように「旧人類の理性 VS 新人類の理性」の構図だと(増田が言うように)決着が付かないので、もののけ姫では「神」を導入した。 これはどういうことかってことを書く。 昔はてなでナウシカはニヒリズムの話だと看破した人が居たけれど、まさにその通りだと思う。作には神”的”な存在がいくつも出てくるが(巨神兵、古代の神、旧人類、明らかにキリストになぞらえられているナウシカ人)、そのどれもこれもが「神」であることを否定される。 ただそれだけだと納得のいく決着が付かなかった。ニヒリズムに陥るのも、宗教に走るのも、両方ダメ。それは分かる。しかし、具体的にナウシカたちはどうしたら良かったのかが分からない。 どうやったら理性を正しく行使できるのか?いや、そもそも理性を「正しく」行使することなんてできるのか? こうした人間

    あれは今なら『もののけ姫』との対比で読むもんだわ。 旧人類の理性 VS 新..
  • 宮台真司×宇野常寛 〈母性〉と〈性愛〉のディゾナンス──「母性のディストピア」の突破口を探して(中編):Daily PLANETS

    宇野常寛の著書『母性のディストピア』をテーマに、社会学者の宮台真司さんと宇野常寛の対談を3回にわたってお届けします。中編では、フェイク父性を胎内に囲い込むディストピア的な〈母性〉を超克する可能性を、高橋留美子と『この世界の片隅に』を手がかりにしながら議論します。 高橋留美子とディストピア化する〈母性〉 ▲『母性のディストピア』 宮台 『母性のディストピア』で押井作品を通して論じられた高橋留美子は、僕にとって古くから大切な論点です。『サブカルチャー神話解体』(1992年連載)で書いた通り、70年代半ば以降の松零士アニメブームに彼女は激怒します。「母なる女に見守られて孤独な男が旅をする」という十年遅れのモチーフが逆鱗に触れたのです。 ▲『増補 サブカルチャー神話解体―少女・音楽・マンガ・性の変容と現在』 『サブカル神話~』で引いた彼女の発言を読むと、60年代で廃れたはずの「母なる女/旅する男

    宮台真司×宇野常寛 〈母性〉と〈性愛〉のディゾナンス──「母性のディストピア」の突破口を探して(中編):Daily PLANETS
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