それでもオンラインサロンが受ける理由――「デジタル選民ビジネス」という甘いワナ:有名人サロンやN国も踏襲(1/3 ページ) 有名実業家やタレントなどが主催するオンラインサロンがいまだに盛況だ。筆者はその裏に「デジタル選民意識」の利用があるとみる。あの「N国」も巧みに操るそのビジネスモデルとは? 昨今幅を利かせているオンラインサロンビジネス――。外野にとっては「閉鎖的でどんなことが行われているか分からない」、また「その多くがカリスマ的な人物を中心に回っている」ため、「搾取ビジネス」や「宗教・カルト」などと揶揄(やゆ)されることが非常に多いのが現状です。おおむねピークの時期は過ぎたとはいえ、有名実業家やタレントなどが主催するオンラインサロンは盛況です。 仲間を求める「選民意識」という欲求 このようなオンラインサロンのメンバーになって、実際に商売などで大きな成功するような人も中にはいますが、ほと