かわいい愛娘から欲しいものをねだられたら、どうも甘くなって断りきれないというお父さんも多いかもしれない。最近、そんな父親の1人だった米国のある男性は、7歳の娘の願いを叶えてあげようと、国際問題にもなりかねない行動に出たという。今年6月、自ら調べて見つけた“どの国にも属さない”とされるアフリカの砂漠の一画へと渡り、旗を立て、自分たち家族による“王国”樹立を勝手に宣言。娘の「王女様になりたい」という願いを、本当に叶えてあげたそうだ。 娘の願いを叶えるための王国を建国したのは、バージニア州アビンドンに住むエレミア・ヒートンさん。彼のFacebookなどによると、彼を思い切った行動に駆り立てたきっかけは、冬のある日、一緒に遊んでいた7歳の娘エミリーちゃんとの会話だった。以前から「王女様になりたい」との願望を持っていた彼女は、その日、父親に「いつか本物の王女様になれるかな」と問いかけ、それを聞いた彼