今まで生きてきた中で1番欲しいと思ったもの。 それは小学校の時に好きだった男の子が作っていた、 手の平サイズの辞書。 自分達だけの言語を作って、それを小さなメモにまとめて 男子の仲間に配りそれぞれ確認しながら話していた。 何を話しているのか先生も女子もわからない。 めちゃくちゃ、死ぬほど、その豆本が欲しかった。 私も、その男の子の考えた言葉で話してみたかった。 何十年もたった今でも思い出す。
今まで生きてきた中で1番欲しいと思ったもの。 それは小学校の時に好きだった男の子が作っていた、 手の平サイズの辞書。 自分達だけの言語を作って、それを小さなメモにまとめて 男子の仲間に配りそれぞれ確認しながら話していた。 何を話しているのか先生も女子もわからない。 めちゃくちゃ、死ぬほど、その豆本が欲しかった。 私も、その男の子の考えた言葉で話してみたかった。 何十年もたった今でも思い出す。
僕は子供のころから内向的で、いじめられっ子だった。 背も小さいし運動も苦手だった。 だからよくいじめられた。 小学生の頃は、クラスで無視されるようなことはなかったが、 よくプロレス技をかけられたり、物を壊されたりした。 イジリというやつだ。 中学生に上がると、体格にも差が出てきて、笑って済ませられないほど暴力が強くなった。 よく、人のこないような物陰につれこまれ、殴る蹴るの暴行を受けた。 トイレで顔を便器につっこまれたりした。 火の着いた爆竹を投げつけられたりした。 僕はすっかり萎縮して、家の外ではうまく話せなくなった。 そして事件は起こった。 体育のために体操服に着替えようとしていると、不良達が僕を無理にひっぱってきて、 また殴られるのかと思ったけど、いつもの方向ではなかった。 更衣室の方に向かっていた。 どういうことかと思っていたら、 女子更衣室に放り込まれた。 僕一人残して、背後で扉
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