日本との交流促進を目的に、マレーシアで30年以上続く恒例の盆踊り大会が、20日夜に開かれ、およそ3万人の市民が日本の伝統の踊りを楽しみました。 マレーシアの首都、クアラルンプール近郊の競技場で開かれた盆踊り大会は、地元の日本人会などが主催して1976年から毎年開かれています。 大会は年々人気が高まり、38回目となったことしは、雨もようにもかかわらず、マレーシア人およそ3万人と、現地に暮らす日本人およそ2000人が参加しました。会場の中央には紅白のやぐらが設けられ、日本人学校の男子中学生が和太鼓の演奏を披露しました。そして、浴衣姿の女子生徒たちが示す手本に合わせて、全員で「東京音頭」や「花笠音頭」などを踊りました。 マレーシアの人たちは、最初は見よう見まねでしたが、日本人に踊り方を教えてもらいながら、振り付けを覚え、会場はやがて一体となって、踊りの輪が広がりました。初めて参加したというマレー