国際コラムニスト・加藤嘉一さんをご存知でしょうか? 日本では「中国で一番有名な日本人」との肩書きで紹介され、テレビや雑誌で大活躍していた2012年、週刊文春で学歴詐称問題が報じられました。「合格していた東京大学を蹴って北京大学に留学した」という、中国人の自尊心をくすぐるエピソードが実はウソだったとの内容で、後に加藤さんご自身が疑惑を認めています。 さて加藤さんは現在、ジョンズホプキンス大学ポール・H・ニッツェ高等国際関係大学院(SAIS)にVisiting Scholarとして在籍していますが、同校の卒業生である馮兆音さんから加藤さんのインタビュー記事を寄稿していただきました。2014年10月16日に新浪網のコラムサイト「最熱点」に掲載された記事「独占対話加藤嘉一:日中関係については楽観も悲観もしていない」から、学歴詐称問題や米国での生活について発言した部分を抜粋、翻訳したものです。 なぜ