(公財)日独協会 Japanisch-Deutsche Gesellschaft @JDG_Tokyo 日独交流を深めるために、ドイツ語講座をはじめ様々な分野の講演会や会員の集い、日独交流会などのイベントを企画・開催しています。 Die JDG pflegt und vertieft den Austausch zwischen Japan und Deutschland. E-mail: jdg@jdg.or.jp jdg.or.jp
京都大学で13日におこなわれた公開セミナー「人文学の死――ガザのジェノサイドと近代500年のヨーロッパの植民地主義」【既報】より、藤原辰史・京都大学人文科学研究所准教授の基調講演「ドイツ現代史研究の取り返しのつかない過ち――パレスチナ問題軽視の背景」の要旨を紹介する。 □ □ 今日の問題提起は、ドイツ現代史研究者の一員である自分にも矛先を向けたものでもある。 ドイツ現代史研究者は、パレスチナ難民やイスラエルの暴力をまったく無視しているかといえばそうではない。批判も多々してきているが、当事者意識が欠落している。たとえば、パレスチナ問題を「生成」した問題として扱い、きわめて「他人事」として起きている「かわいそうなこと」という倫理的問題として捉えがちである。その「上から目線」がパレスチナ問題を見る目を曇らせているように思う。 そして、パレスチナとともに中東欧や南欧へも関心が低すぎる。ド
1938年にドイツで起きたユダヤ人迫害事件「水晶の夜」から85年目を迎えた日に、ベルリンのシナゴーグ(ユダヤ教の会堂)で式典に出席するオラフ・ショルツ首相(2023年11月9日撮影)。(c)JOHN MACDOUGALL / POOL / AFP 【11月10日 AFP】国連人権理事会(UN Human Rights Council)は9日、スイス・ジュネーブでドイツについての普遍的定期的審査(UPR)を実施した。イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の紛争について、イスラエル支持を明確に打ち出す一方、国内でパレスチナ支持派の抗議活動を禁止するドイツの姿勢に対し、主にイスラム教国から非難が相次いだ。 UPRは国連加盟国(193か国)の人権状況を評価するもので、すべての国が4年ごとに審査を受ける。 ドイツは今回、断固として人権を尊重する姿勢を広く評価されたが、ガザ紛争を
米首都ワシントンの連邦議会議事堂前で取材を受けるドイツのアナレーナ・ベーアボック外相(2023年9月14日撮影)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【9月18日 AFP】中国外務省は18日、ドイツのアナレーナ・ベーアボック(Annalena Baerbock)外相が先週訪米した際、習近平(Xi Jinping)国家主席を「独裁者」と見なす発言を行ったことを受けて、「極めてばかげた」内容で「公然たる政治的挑発」だと反発した。 ベーアボック氏は14日、訪問先の米国でFoxニュースのインタビューに応じた。この中で同氏は、ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、「もし(ウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)がこの戦争に勝てば、中国の習主席のような世界の他の独裁者がどんなシグナルを受け取ることになるだろうか。だからこそ、ウクライナはこの戦争に勝たなければ
2023年4月15日 夜、ドイツは脱原発を完了した。2011年、当時のメルケル政権は、東日本大震災の 東京電力福島第一原子力発電所事故を受けて、2022年末までの 段階的な原発停止を決定し、原子力法(AtG)を改正した。脱原発完了時期は、ウクライナ侵攻の影響で、およそ3ヶ月月半の延長となったが、今回は再延長とならず、最後の3基の原発が予定通り停止された。この脱原発実現に対して、ドイツは国内の原発を止めて、フランスの原発の電気を輸入するという論調がある。ここで、今一度、ドイツと欧州各国の電力輸出入の状況を見直してみたい。 1. ドイツは 欧州の電力純輸出国 である それでは、ドイツと欧州各国間の電力取引の状況をみてみよう。ドイツの連邦ネットワーク庁と連邦カルテル庁が2023年 2月に公表した年次モニタリングレポートを参照する。2008年から2021年までの 電力取引総量は、年によって異な
https://old.reddit.com/r/emacs/comments/lly7po/do_you_use_emacs_lisp_as_a_general_purpose/ 1990年代初頭、東欧革命で東西ドイツが統一したあと、私は厄介な仕事、というか誰もやりたがらない仕事に派遣された。ある月曜日の朝、DASAの工場に入った(DASAというのは当初ドイツ航空で、そのあとダイムラー航空になり、今はエアバスに吸収された) プロジェクトはDASAからHPが受注したもので、東西のATC(航空交通管制)システムを統一するというものだった。つまり2つの大企業と政府からの発注ということで、うちのような受注会社はおこぼれを預かっていたわけだ。Emacsの話は実は2つある。 最初の話。その月曜日の朝、手助けする開発者達と顔合わせした。彼らは素晴らしいものに囲まれた研究所にいた。最新のHPワークステー
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Published 2022/06/20 00:00 (JST) Updated 2022/06/20 00:17 (JST) 【ベルリン共同】ドイツのハーベック経済・気候保護相は19日、ロシアからの天然ガス輸送量の大幅な減少を巡って声明を発表し、ガス消費量を減らすため、石炭火力発電の利用を増やすなどの緊急措置を講じると明らかにした。「安定供給はまだ保証されているが、事態は深刻だ」と説明した。 ロシア政府系ガスプロムは15日、海底パイプライン「ノルドストリーム」を通してドイツに送るガス輸送量が16日から通常の約6割減になると表明。ドイツ政府によると実際に6割減り、ドイツを経由してガス供給を受けるフランスなど隣国にも影響が出ている。
ドイツ・ブッパータールの裁判所に出廷した母親(2021年11月4日撮影)。(c)Oliver Berg / POOL / AFP 【11月5日 AFP】ドイツの裁判所は4日、実子6人のうち5人を殺害した28歳の母親に終身刑を言い渡した。検察はこの事件を、特に「悪意に満ちた」犯罪と表現していた。 西部ブッパータール(Wuppertal)の裁判所は、被告には15年間仮釈放が認められないとしている。 クリスティアーネ・K(Christiane K.)とのみ名前が明かされている被告は昨年9月、5人の子を浴槽で溺れさせたり、窒息させたりして殺害したとして、有罪判決を受けた。 亡くなったのは1、2、3歳の娘3人と、6、8歳の息子2人。5人の遺体はノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州ゾーリンゲン(Solingen)の自宅アパート内に、それぞれタオルに包まれた
じつはメルケルは、東独での少女時代にロシア語弁論大会で優勝もしており、ロシア社会や文化への造詣が深い。だからこそ、プーチンの本質を早い段階で見抜いていて危惧していた。プーチンが手本にしているのは、かつての独裁者スターリンなのではないのか、と。 一方のプーチンは、メルケルが首相になって間もない頃、「ミセス・メルケルはロシアに多大な関心を寄せている。そして、ロシア語を話す!」と報道陣を相手に誇らしげに語っていた。 しかし、その好印象は長く続かなかった。メルケルが人権問題に関心を寄せていると知ると、警戒心を抱くようになる。そしてKGBの元諜報部員らしく、メルケルの弱点を調べはじめた。“メルケルいじめ”を仕掛けるためだ。 愛犬を同席、わざと遅刻…プーチンが仕掛ける“メルケルいじめ” メルケルとプーチンの初めての会談はクレムリンで行われた。そこでプーチンは、KGB仕込みの睨(にら)みでメルケルを威嚇
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