島根県産の鶏の卵を鳥取県産と偽ったラベルを貼って販売した不正競争防止法違反の容疑で、鳥取市内の会社役員の男が18日、逮捕されました。 不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたのは、鳥取市桂見の会社役員小倉昇容疑者62歳です。 警察によりますと小倉容疑者は1月28日、自身が役員をつとめる鳥取市内の鶏卵会社が販売する島根県産の鶏のタマゴ10個入り240パックに「鳥取県産」と偽ったラベルを貼り市内のスーパーマーケットに販売した疑いがもたれています。 「産地偽装したタマゴを出荷している」との情報が警察に寄せられていたということで、警察は会社ぐるみの犯行も視野に、余罪も含めて捜査しています。