中国西部の新疆ウイグル自治区ホータンにあるショッピングモールの外で警備に当たる武装警察部隊の隊員(2015年4月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/GREG BAKER 【2月21日 AFP】中国当局が「反テロリズム」作戦を強化している新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で、一部地区の全ての自動車に、全地球測位システム(GPS)に類似したソフトウエアの搭載が義務付けられたことが分かった。警察当局の発表および報道により21日、明らかになった。 AFPの電話取材に応じたバインゴリン・モンゴル自治州(Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture)警察本部の職員によると、州内のすべてのドライバーは、中国が開発した衛星利用測位システム「北斗(Beidou)」を搭載するよう義務付けられた。今回の措置の目的は、「窃盗