6月9日は台湾の鉄道記念日。台湾の鉄道は日本統治時代に整備された。日本の新幹線技術が海外で取り入れられた唯一の例である台湾高速鉄道(新幹線)や駅弁の存在など、現在もなにかと共通点が多く、鉄道マニアに最も人気がある海外鉄道の一つだ。そんな台湾鉄道の魅力を新しい角度から見直すユニークなキャンペーンが「台日同名32駅観光プロモーション」。台湾には岡山、板橋、松山、水上といった、日本の有名駅と同名の駅が32駅もあるのだという。 台湾の鉄道駅名に日本と共通するものが多いのは、日本統治時代の地名がそのまま残っている例が多いから。たとえば羽田国際空港からの国際便も飛んでいる台北松山国際空港で知られている「松山」駅も、日本統治時代に「錫口」から改名された。一説によれば四国の松山にちなんだと言われ、2013年に台湾鉄道とJR四国が姉妹駅提携をしている。 同じだけど違う、違うけど同じ このプロモーションが面白