最近知ったのですが、青田八葉さんという氷見市在住の小説家が2009年の末に「ピーチガーデン」というライトノベルで角川スニーカー文庫からデビューしています。富山県出身の小説家は何人もあげることができますが、たいていは東京など県外で仕事をしており、県内にとどまって執筆活動を続けているというのはかなり珍しいのではないでしょうか。 しかし、県内で活動して郷土愛を感じさせる作品を発表しているにもかかわらず、氷見の明文堂書店や高岡の文苑堂書店ですら特別扱いは受けられていません。ラノベの新刊は大量に発行されるので仕方ないのかもしれませんが、在庫があったとしても棚の一等地には置いてもらえていなくてちょっとかわいそうな気分になってきます。これまで発表されたのは「ピーチガーデン」シリーズ全3巻で、6月に発行された3巻目で完結しています。このシリーズは富山県呉西の人なら間違いなく楽しめると思います。特にかつて越