このイベントでは創業120周年を迎えた東京・神楽坂の出版社である新潮社とのコラボ企画を実施。新潮社から生まれた文学作品を映画化した20本を上映する。ラインナップには、三島由紀夫の同名小説をもとに、山口百恵と三浦友和が愛し合う少女と青年を演じる「潮騒」、芥川龍之介の短編「薮の中」を中心に創作され、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を獲得した「羅生門」、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた安部公房原作の「砂の女」などが並ぶ。そのほか、山田洋次が初めて手がけた時代劇「たそがれ清兵衛」、高村薫のデビュー作を井筒和幸が映画化した「黄金を抱いて翔べ」など近年に製作された作品も。