Published 2024/05/17 19:11 (JST) Updated 2024/05/17 19:28 (JST) 石川県警は17日、孫を装い70代女性から現金をだまし取ったとして詐欺の疑いで、東京都の大学生の男(23)を再逮捕した。男は3月、特殊詐欺を防いだとして神奈川県警に感謝状を贈られていた。
3年前に作成された1枚の履歴書がある。名前は「七夕弘明」。2012年、京都大学工学部に入学し、卒業後は同大学院工学研究科に進む。資格欄には司法試験予備試験合格、国境なき医師団(MEDIC(ママ))資格と記されている。 だが――。 ◆◆◆ ペルー国籍のサコダ・ベガ・ヒロシ・ガブリエル(26)が警視庁に再逮捕されたのは今年2月15日のこと。全ての発端は、昨年10月21日、都内で発生した異様な傷害事件だった。 秘匿性の高いメッセージアプリを使って「デトックスします」などと顧客を募っていたサコダは、覚醒剤使用者の若いカップルから“シャブ抜き”を依頼される。サコダは5万円の報酬で請け負い、台東区内のホテルの一室で落ち合った。 2人に代謝促進剤を点滴投与したサコダは、男が眠り込んだ隙に、女と肉体関係を持った。サコダは「値段を安くする代わりにと、女の方から迫られた」と後に釈明したが、女の言い分は異なった
徹底調査報道「ひずむ郵政」 【早稲田ジャーナリズム大賞受賞】「不正が横行している」。内部告発を受けて始めた調査報道は、郵政3社のトップを引責辞任に追い込んだ。関係者からの情報提供は1千件を超える(随時更新)
化粧品を買う契約をしたあと、クーリングオフをして解約したはずが、高額な代金の支払いを要求される――。若い女性らが被告となるこうした裁判が東京地裁で相次いでいる。原告は化粧品販売会社から代金支払いを求める権利(債権)を買い取ったとする金融会社。女性らの弁護団は「クーリングオフを免れる悪質で巧妙な仕組みの契約になっている」と指摘する。 女性らは計784人で、首都圏の20代が中心。1人当たりの請求額は60万円前後が多く、総額は約5億2500万円。訴えているのは東京都内の金融会社2社。 女性らの弁護団によると、2009~12年ごろ、女性らは化粧品販売会社の関係者から「化粧品を買えば無料でエステが受けられる。化粧品の代金は自分たちが負担する」と勧誘され、化粧品を分割払いで買う契約を結んだ。数カ月後、「代金を支払えなくなったので解約してほしい」と言われ、紹介された弁護士を通じてクーリングオフの手続きを
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