安倍晋三首相は「『女性が働き続けられる社会』を目指す」と成長戦略で打ち出した。出産後も女性が働き続けやすい社会をつくるという。そのためには、男性の育児参加も重要と言うが、2012年度、男性の育児休業取得率は急激に低下。これでは「働き続けやすい社会」の実現は難しい。現場では、育児休業をとる男性へのハラスメントも少なくない。対策はあるのか…育児休業を2回取得した筆者が考察する。男性の育休取得率が大きく低下、実は1000人に4人もいない
育児休業を取得した男性は、去年10月の時点で全体の2.6%と前の年より増加したものの、依然として低い水準にとどまっていることが厚生労働省の調査で分かりました。 育児休業は、原則として子どもが生まれてから1歳になるまで仕事を休んで子育てに専念できる制度で、厚生労働省は全国4000余りの事業所を対象に育児休業の取得状況を毎年調べています。 それによりますと、去年10月の時点で取得した男性は平成8年の調査開始以来最も高い2.6%と、前の年より1.3ポイント上昇したものの、依然として低い水準にとどまっています。また、女性の取得率は87.8%で、前の年より4.1ポイント上昇しました。 事業所の規模別では、従業員が500人以上の事業所は女性が91.4%、男性が2.9%だったのに対して、30人未満の事業所は女性が83.3%、男性が1.8%と事業所の規模が小さくなるほど育児休業の取得が進んでいません。 厚
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く