地球外少年少女 漫画/谷垣岳 原作/磯光雄 舞台は、インターネットも、コンビニもある「2045年の宇宙」。日本の商業ステーション「あんしん」で少年少女たちは大きな災害に見舞われる。 大人とはぐれ、ネットや酸素供給が途絶した「あんしん」から、自力で脱出を目指す子供たち。ときに仲間の、ときにAIの力を借り、生きるための行動を採る彼らは、史上最高知能AIが語った恐るべき予言の「真意」にたどり着く。絶対絶命の状況下で、子どもたちは何に触れ、何に悩み、何を選択するのか--。
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藤子・F・不二雄の代表作といえば? と聞かれたら、みなさん何と答えますかね。たぶん一番多いのは「ドラえもん」なんだろうけど、それだとあまりにも当たり前すぎるので、「キテレツ大百科」や「エスパー魔美」を挙げる人もいると思います。で、そのへんの作品に続けて、SF短編を挙げてくる人もおそらくそれなりにいるんじゃないでしょうか。 挙げてくる短編作品が「ノスタル爺」だったり「ヒョンヒョロ」だったり「カンビュセスの籤(くじ)」だったり、多少の違いは出てくるだろうけど、「SF短編も代表作の一つ」という藤子F観に異論のある人はまずいないでしょう。現代の藤子F観はそういうところまで来ている。 そこに「モジャ公」も加えてほしい。 と思ってこの原稿を書いています。もともと読んだ人からの評価は高くて、「隠れた名作」のような扱いになっているのですが、もっともっといろんな人に読んでもらって、「隠れてない名作」「堂々た
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