AI(人工知能)やIoTで顧客にきめ細かなサービスを提供したい―。そんな企業が増えている。一方で、顧客データの扱い方によってはプライバシーへの影響を懸念する声も出そうだ。そんな事態を防ごうと、匿名加工の技術を競うコンテストが2016年10月に開催された。 AIやIoTが、匿名加工とどう関わるのかと疑問に思われるかもしれない。ある電子商取引サイトを運営するA社が、顧客がいつどんな商品を買ったかという購買履歴データを別のB社に渡しているとしよう。B社はデータを基に、顧客に「A社の商品を買ったあなたにおすすめする商品」という広告メールを送ることができる。 A社が顧客に購買データをB社に提供することをプライバシーポリシーなどで説明していて、顧客が同意していたのであれば問題はない。顧客も両社に自分のプライバシーを侵害されたと思わないはずだ。 しかし将来は、A社が顧客一人ひとりに合ったサービスをするた
■ CCCはお気の毒と言わざるをえない 驚きのニュースが舞い込んできた。CCCがプライバシーマーク(Pマーク)を返上したというのである。日経コンピュータの取材によれば、CCC社の「管理本部法務部リーダー」と、「経営戦略本部リスク・コンプライアンス統括部情報管理Leader」と、「経営戦略本部法務部会員基盤Leader」の3氏もそろってこれを認めているという。 CCC(ツタヤ)がプライバシーマーク返上で日本中のプライバシーフリークが騒然の事態(山本一郎) - Y!ニュース https://t.co/BKKhMTRyqX — やまもといちろう (@kirik) 2015, 11月 19 書きました。後編は来週掲載です。/ なぜCCCはプライバシーマークを返上し、T会員規約を改訂したのか(前編) https://t.co/mJFLHTEnvK — Naoki Asakawa / 浅川直輝 (@n
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く