『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』 赤野工作(著) 石黒正数(イラスト) 【日刊マンガガイド】 カクヨムザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム日刊マンガガイド石黒正数赤野工作 2017/08/06 日々発売される膨大なマンガのなかから、「このマンガがすごい!WEB」が厳選したマンガ作品の新刊レビュー! 今回紹介するのは、『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』 『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』 赤野工作(著) 石黒正数(イラスト) KADOKAWA ¥1,200+税 (2017年6月30日発売) 今回紹介するのは『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』。 本作はマンガではなく小説なのだが、小説といっても普通の小説ではない。2115年に開設された、レトロゲームレビューサイト「ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム」に掲載されている、コアなゲームファンが書いた「低評価ゲー
上村雅之・細井浩一・中村彰憲 著「ファミコンとその時代」。 1998年に実施された産学公のゲームアーカイブ・プロジェクトをもとに記された研究書。推進者である山下晃正・現京都府副知事の名も明記されています。 MIT界隈で開発されたゲーム技術が米国でブームとなり、アタリショックを経て任天堂が20年の覇権を築く。Vブッシュのmemexやエンゲルバート、アランケイやパパートから紐解くデジタルの進化史が描かれます。 実に面白い。 ゲーム史は、モノ・技術と、コンテンツ・文化とを掛けあわせ、ビジネスや社会を作ったワクワク感とゾクゾク感の蓄積です。これは超級の資料であり、メディア論の教科書にぼくは認定します。 AppleやAmazonやGoogleはなぜ日本から生まれないのか?と聞かれることがあります。いやいや、それらはみな任天堂の真似をしてるんです。技術とコンテンツを押さえ、流通を制したモデルです。その
RMT、ポケストップ勝手設置、ゲーム実況…って違法? 注目の法律家がネットで論争の話題を丁寧に回答してみた【『法のデザイン』水野祐氏インタビュー】 今年2月に発売されるやいなや、Amazon法学カテゴリでランキング1位になり、法律家のみならずあらゆるジャンルのクリエイターの間で大いに話題となった一冊の本がある。 タイトルは『法のデザイン―創造性とイノベーションは法によって加速する』。法律家の立場からさまざまなジャンルのクリエイターをサポートしている水野祐弁護士による、初の単著だ。その後も版を重ね、6月時点で第四刷となっている。 『法のデザイン―創造性とイノベーションは法によって加速する』(フィルムアート社・2017) (画像はAmazonより) 法とは単に「自由を規制し、イノベーションを阻害する」だけのものではなく、むしろルールの作り方次第でイノベーションを加速するための潤滑油にもなるのだ
いま、PCゲーム業界、いやゲーム業界全体で最もホットな企業と言えば、「Valve」を置いて他にいないだろう。 元々、『Half-Life』という一本のFPSからスタートしたこの企業は、やがてアクティブユーザーが1000万人を超えるPCゲーム用ダウンロードツール「Steam」を開発し、 更には、賞金総額22億円の大会が開催された『Dota 2』や『CS:GO』のようなe-Sportsタイトルまで介入し、衰退しつつあったPCゲーム業界の可能性を引き上げた。 さりとて、この大企業「Valve」によるイノベーションはどのように生まれたのか。そして同時に、ごく僅かの採用枠を勝ち抜いた新入社員たちには、どのような活躍を期待されるのか。 少なくとも、この新入社員用マニュアルからは、Valveの求める人材の水準がどれほど高いものか、窺い知ることが出来ると思う。2万字以上に及ぶ長大な内容だが、もし読んでいた
現在店頭で売られているものはもう2016年度の号なんですが、2015年度の週刊少年漫画雑誌では、裏表紙(表4)の広告が異常事態っぽかったんですよね。 ということで、ジャンプ・マガジン・サンデー・チャンピオン、四誌の週刊少年漫画雑誌の裏表紙広告ってどうだったの、ってのをまとめてみます。 その中でグランブルーファンタジー(以下、グラブル)が幾つあったか検証したら、やっぱり凄く多かった。 グラブル広告ってのはこういうのです。アイテム課金のスマホRPG。*1 今年の週刊少年漫画雑誌はジャンプが53号まであったので、合併号休みなどもあわせた結果、全部で193冊。 そのうち、表4が「グラブル」だったのは31回、16%くらい。多いか少ないかって、こんな多く出稿された例って多分過去に存在しなかったレベルで多いです。 チャンピオンを除いた三誌に出稿されてますが、絨毯爆撃と言うかなんというか。 あれ、意外と少
ふりーむではともかく、ニコ動ではそこまで知名度が高くないと思ってたゲーム製作者が、3ヶ月前に新作のゲームでニコニコで賞を取り、ゲームマガジンであるラノベとタッグを組んでゲームを出してた。そのラノベが角川のレーベルだったのを見て「あーニコ動がフリゲに力入れた理由はこれか」と思った フリーゲームの金銭回収モデルは、主に書籍化・有料版の配信・スマホで続編を出して広告収入で稼ぐの3つなんやけど、その3つの中でも特に重要な書籍化。ニコニコゲームマガジンとはニコニコの実況者を使って書籍化予定のゲームを売り出してドワよりも角川に還元するシステムだったんやなぁ…と フリーゲームの製作者がお金持つことに対して僕は本当なら大喜びすべきところなはずなんだけど、なんでモヤモヤしたかというと、僕が好きなゲーム製作者が「角川から出てるラノベという原作ありきのフリーゲーム化」という「いや、それフリゲーなのか?」というモ
私は2月の終わり頃、ゲームブック投稿サイト GameBook.xyz - 読者が主人公の小説 を立ち上げました。 こちらのサイトについてちょっと書かせていただこうと思います。 筆者はゲームブックが好きなのですが、どちらかと言うとプレイするより 制作するほうが好きなのです。 というのも生まれて初めて働いて手にしたお金は とある雑誌にパラグラフ100程度の自作のゲームブックが掲載された 事による原稿収入だったからです。 言わばゲームブック制作は私のアイデンティティなのです。 でも普通の人は「ゲームブックって何?」とか 知っている人は「オワコンだよね」とか。 現在あんまり盛り上がっていないことは事実です。 その割にはネットでゲームブック愛好家のブログやサイト、 掲示板での書き込みを見かけます。 「復活して欲しい」とか。 「作ってみたい」とか。 だったらゲームブック投稿サイトがあればいいじゃん!
日本で花開いた独特のアイドル文化。“会いに行ける”アイドルが存在する一方で、生まれた次元が違うがゆえに会いに行けないアイドルたちがいるのもまた事実。なげき悲しむ乙女のために次元の壁を乗り越えて、「電撃Girl's Style」より2次元男性アイドル専門雑誌が誕生します。その名も「MY★STAR(マイスター)」。 「読めばホントに会える2次元アイドル」というアオリ文に「え、会えるの?」と、やや疑問を感じるものの、雑誌内では「メンバーに直撃! 一万文字インタビュー&全曲ライナーノーツ」や「今をときめくアイドルたちのリアルトーク」など、まるで彼ら2次元アイドルが実在するかのようなガチの特集が組まれている様子。これは日本はじまってしまったな……!! 取り上げられている男性アイドルたちのラインアップを見てさらに驚き。す、隙がありません……。全方位を取り囲まれている感覚におちいります。さすがは乙女のこ
人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下、『艦これ』)のヒットは、もともとあった「軍艦」ジャンルにどのような変化をもたらしたのか。前回の「プラモデル編」に続き、今回は「書籍」に注目し、秋葉原で店を構える「書泉ブックタワー」の担当スタッフ・熊澤さんに話を伺いに行った。 第一弾「軍艦プラモデル界編」はコチラ 若い世代が求め始めた軍艦書籍 ――『艦これ』のヒット後、軍艦モノの書籍の売上はどうなりました? 熊澤:かなり上がっています。今まで購入層は30代後半~HOME » ニュース記事 » アニメ/ゲーム/ホビー » 書籍 » 【特別企画第2弾】『艦これ』大ブームに「軍艦書籍界」はどう変化したのか? ~協力:書泉ブックタワー~ 人気ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』(以下、『艦これ』)のヒットは、もともとあった「軍艦」ジャンルにどのような変化をもたらしたのか。前回の「プ
「艦これ白書 -艦隊これくしょん オフィシャルブック-」(2013年10/18発売)に関するお知らせ 2013.10.18 「艦これ白書 -艦隊これくしょん オフィシャルブック-」(2013年10/18発売)の誌面において編集上の問題により、 艦船の写真の使用に誤り、また他ページにおいて誤植がありました。 上記に関する対応として、取り急ぎ、正誤表、ならびにダウンロード可能な改訂版PDFを作成させていただきます。 これらの掲出スケジュールと新たに決定した事項に関しましては再度、弊社ホームページにてお知らせ致します。 本件に関しまして、読者の皆様および関係各位にご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫びいたします。 「艦これ白書 -艦隊これくしょん オフィシャルブック-」(2013年10/18発売)に関するお詫び 2013.10.17 「艦これ白書 -艦隊これくしょん オフィシャルブック-
「釣り針でかすぎだろ・・・」 いえいえ、田中流儀のゲーム個人制作では、でかい障壁があるんです。 結論から書きますが、それは「ロイヤリティ効果音・BGMをhtml5で利用するのが難しい」という事です。 「ロイヤリティ素材使うな」 「flash使え」 「Unity使え」と2秒で結論を出したあなたは、よく訓練された開発者かフリーランスですので、ブラウザバックを押して頂いても大丈夫です。 まぁ、たまにはライセンスの話も面白いですよ! ・ゲーム制作の強い味方「業務用素材集」が使えない 私はゲーム制作に「Sound Ideas」や「HollywoodEdge」、「Nash music library」などの 業務用素材集を多数利用しています。 http://www.sound-ideas.com/ http://www.hollywoodedge.com/ http://www.nash.jp/fum
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