「OOParts(以下、オーパーツ)」を知っていますか? 「オーパーツ」は、4月にリリースされたばかりの、「ビジュアルノベル(以下、美少女ゲーム)」と呼ばれるゲームジャンルに特化した「クラウドゲーミング」サブスクサービス。 今回アンドエンジニアでは、「オーパーツ」の運営企業「Black Inc.」のCEOである、小川楓太さんにインタビュー。 「価値あるゲームをテクノロジーの力で蘇らせたい」。 そう語る、彼の真意とは? そして、彼が語る「クラウドゲーミング2.0」とは一体…?
メガドライブ版「ダライアス」は,なぜ「メガドライブミニ」に収録されたのか。キーマン4人にインタビュー 編集部:早苗月 ハンバーグ食べ男 カメラマン:永山 亘 セガゲームスから2019年9月19日に発売される,プラグアンドプレイ型のゲーム機「メガドライブ ミニ」(以下,メガドラミニ)。 メガドライブを縮小サイズで再現した筐体の造形や,不可能だと思われていた版権タイトルの収録など,注目すべきポイントは多岐にわたるが,その中でも特筆に値するのが「ダライアス」の収録だ。このダライアスは当時リリースされたものではなく,SGDK(※1)を用いたファンメイド版がアイデアのベースとなっている。 ※1 githubで公開されている,Stephane-D氏が開発したメガドライブ向けの開発ツール。ライブラリとカスタムツールのセットで,EclipseやCode::blocksなどのIDE(統合開発環境)に対応して
夫(社長)の反対を押し切りVR筐体を開発!? 異例の社内ベンチャー設立経緯から世界平和の野望まで、“名物夫人(会長)”のゲームへの深い愛【コーエーテクモ:襟川恵子インタビュー】 戦国時代のVRコースターができるまで――プログラムは外注とのことですが、ソフトはどのように作られているのですか? 襟川氏: ソフトに関しては私を含めて誰も、実はVRのことをあまりよくわかっていないところからのスタートだったんです。 だいたい、これから作ることになる社員がまだ、VRを見たことも触ったこともなかったんですから。ちょうどバンダイナムコさんがVRの施設【※】をやっていたので、そこへ見に行きなさいとか、ウチの社員でOculus Riftを持っている人間がいたので借りて、これをすぐ買いなさいとか、とにかくVRと名のつくものはなんでも見てきなさいと。 ※VRの施設 バンダイナムコエンターテインメントは、VRアクテ
“世界最古”にして現代ゲームAIの先駆。21世紀に『パックマン』が再評価される理由を、作者・岩谷徹氏×AI開発者・三宅陽一郎氏が解説【仕様書も一部公開!】 ゲームがもたらす“予想外の面白さ”をAIは作れるか? 岩谷氏: ゲームでは、いわゆる予定調和を外して、違った出来事が起きたギャップに面白さを感じるというときがあります。お笑いなんかもそうですね。「こう来るな」と予想したのと違うところで笑ってしまう。プレイヤーが何回かプレイしていくと、だんだん上手になっていくんです。自分が上手になっていって、先々に挑戦できるようになっていく学習効果に、嬉しくなるところもあります。しかし、AIも含めて、あまりにもプレイヤーにとっての最適値を提供し続けると、プレイヤーは嫌になってしまうんですね。ですから、そこは少し外す必要があるんです。 三宅氏: その辺りが、我々ゲーム業界の特徴かもしれませんね。 岩谷氏:
歴史の話にくわえて、海外と日本のゲームAIを巡る「認識の落差」についても、三宅氏に語っていただいているので、ぜひ未読の方はご一読いただければと思う。 ところで、この「ゲームAI」史の記事の中で、1980年に発売されたアーケードゲームの名作『パックマン』が、どうやら「ゲームAI」の起源らしいという話が、三宅氏によって語られている。 「世界一売れたアーケードゲーム機」としてギネス記録にも載っている、この40年も昔の名作が「世界最古のゲームAI」でもある――それは一体、どういうことなのか。しかも、『パックマン』の開発人数は、たった7〜8人。どのような経緯で、当時のナムコは21世紀のゲーム開発にも通じる「ゲームAI」の発想を必要としたというのか。 ――実は、その謎を解き明かすイベントが、去る2016年12月12日に開催されている。 『人工知能の作り方 ―「おもしろい」ゲームAIはいかにして動くのか
西日本最大のターミナル、大阪・梅田駅から地下鉄で5分ほど揺られると、本町駅に到着する。そこから東へ徒歩で6分。ビジネスの中心地でひときわ目立つ大阪国際ビルディングが目の前に現れる。ここが今回訪問する、大阪Cygamesの拠点である。2014年にPlayStation 4への参入を発表し、2015年にはPlay Station 4向けハイエンドゲームの開発拠点として大阪スタジオを設立。ソーシャルゲームのイメージが強かったCygamesが、この数年で何かを進めている。 AUTOMATONを運営する弊社アクティブゲーミングメディアと同じく本町通りに面し、真逆の方向に位置する大阪Cygamesにお邪魔し、シニアエンジニアの岩崎順一氏と堀端彰氏にさまざまなお話をうかがった。 大阪Cygames設立とPS4参入 ――開発スタジオを設立する場所を、本社のある東京ではなく、大阪を選ばれた理由は何でしょうか
アイドル育成ライブゲーム『アイドルマスター プラチナスターズ』(7/28発売予定)は、本シリーズ初のPlayStation®4(以降、PS4)対応ゲームだ。従来以上に豪華で高精細なビジュアル表現が可能となった本作では、765プロ所属のアイドル13人の3Dモデルが一新され、そのダンス、アピール、仕草は、より女の子らしく、よりしなやかなものへとパワーアップした。これらの実現に尽力したバンダイナムコスタジオ(以降、BNS)アニメーターの飯島弘通氏、根本吉幸氏へのインタビューを通して、開発の舞台裏とアニメーションの仕事の魅力をお届けしよう。 ▲アニメーション作業時の画面。作業結果をリアルタイムに確認するため、ローポリゴンの仮モデルが使用されている。実機で表示する際には、ハイポリゴンのモデルに置き換えられる SoftimageからMayaへの移行を機に、リグやツールを一新 飯島氏は『アイドルマスター
誰もがみんな“FF病”だった――鉄拳・原田Pによる不定期連載「原田が斬る!」。第1回はスクウェア・エニックス田畑氏が「FFXV」流リーダー術を語る 編集部:touge ライター:ハメコ。 カメラマン:佐々木秀二 123→ 鉄拳シリーズのプロデューサー・原田勝弘氏による対談企画「原田が斬る!」の第1回をお届けする。 事の発端は,2015年12月に掲載した4Gamerの年末企画記事。クリエイターをはじめとするゲーム業界の著名人から寄せられたメッセージをお届けする記事にて,原田氏は「2015年に、個人的に注目している人物」として,スクウェア・エニックスの田畑 端氏の名前を挙げていた。 田畑氏は,野村哲也氏の後を引き継ぐ形で,超大作RPG「FINAL FANTASY XV」(PS4 / Xbox One)(以下,FFXV)のディレクションを担当している人物だ。「クライシス コア ファイナルファンタ
Home » 【インタビュー編】「誰もが遊べるVRゲームを」モニュメントバレーのustwoが新作『Land’s End』に込めた想い 【インタビュー編】「誰もが遊べるVRゲームを」モニュメントバレーのustwoが新作『Land’s End』に込めた想い 前回「体験レポ編」で紹介したGear VR向けゲーム『Land’s End』。今回は『Land’s End』を手がけたustwoのプロデューサー、Dan Gray氏のインタビューをお送りします。非常にチャレンジングなゲームづくりを進めるustwoのゲーム制作への想いが詰まっています。 公式トレーラー https://www.youtube.com/watch?v=XwJ9fiH2Ksw 「VRだからこそ楽しいゲーム」を目指して ――大ヒットした『モニュメントバレー』の後、VRゲームの開発を始めたのは何故でしょうか。 Dan: モニュメントバ
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