若中年層のSNS利用に陰りが・・・。 総務省は先週末(平成30年5月25日)に平成29年通信利用動向調査の結果を公表し、年齢層別のソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の利用状況を明らかにしたが、その中で気になったのが若年層と中年層でSNS利用率が前年比マイナスとなっていたことである。 まずその結果を示すグラフを図1に。 (ソース:総務省)図1 SNSの利用動向。各年齢層のインターネット利用者のうちSNSを利用している割合を示している。平成28年と平成29年の調査結果である。平成29年の調査は平成29年11月~12月に実施。全国約4万世帯に郵送で調査票を配布し、回収率41.1%の16,117世帯から有効回答を得た。 SNSを最も頻繁に利用している年齢層である13~19歳、20~29歳、30~39歳において、揃って昨年のSNS利用率がわずかながらマイナス成長となっている。一方でSNSを