世界的大ヒットシリーズ『シャークネード』をはじめとする、モンスター、ディザスター、パニック、SF、パロディなど、常識ハズレでオリジナリティ溢れる愛すべきトンデモ映画を量産するアサイラム社の創業者であり、トップであるCEOデヴィッド・マイケル・ラット氏とCOOのポール・ベールズ氏にインタビューを敢行!現在の作風に至る経緯や、『シャークネード』誕生秘話を語ってもらった。 「俺たちは無節操な人間だから、お気楽なB級映画が作りたかったんだ」 ―まずはアサイラム社の始まりから教えてください。 ラット:アサイラムは25年ほど前に、もう1人の男性と一緒に創業したんだ。最初は彼のアパートを使っていたよ。当時、俺らはある映画製作会社をクビになったばかりで、最初の2、3年は製作会社の下請けと配給業務をしていた。専門はインディーズ映画。今でこそサメが台風にのって飛び交う『シャークネード』シリーズのような映画が専