在韓国日本大使館の総括公使を務めた相馬弘尚氏が11日、日本に帰国した。7月、韓国メディアの取材に対し、文在寅大統領の対日外交を表現する際に不適切な発言をしたとして韓国側が反発していた。日本外務省が1日に帰国を命じており、事実上の更迭とみられる。 相馬氏を乗せた航空機は仁川国際空港を出発し、午後1時20分ごろ成田空港に到着。相馬氏は約1時間半後に到着ロビーに姿を見せたが、報道陣の取材に応じなかった。 韓国のJTBCテレビは7月、相馬氏が文大統領は日韓関係を巡って一人で神経戦をしているとの趣旨で「マスターベーション」との表現を用いたと報道した。