テレビ東京ほかで放送中のグルメ番組「液体グルメバラエティー たれ」。毎週「食通100人に自分の一番好きなたれを聞くたれランキング」やハンバーグに合うたれ、焼き肉に合うたれなどをテーマに、勝俣州和らが真剣に「たれ会議」するなど遊び心満載の同番組。 この番組の真剣なおふざけに少しでも近づくべく、番組の生みの親であり、構成作家を務める矢野了平氏にインタビューを敢行。「たれ」が生まれるきっかけや、意外な番組の見方を享受してくれた。 「液体グルメバラエティー たれ」生みの親こと構成作家の矢野了平氏 ――そもそも、「たれ」が生まれるきっかけとは? ことのきっかけは、ある焼き肉店に連れて行ってもらった時に、その店に「人をダメにするたれ」があると聞いたんです。はじめは普通に焼き肉を食べていたんですけど、「じゃあそろそろ…」というところでおいしいカルビのお肉に、薬味がいっぱい入ったたれが出てきて。 そのたれ