受託開発中心のIT企業、ボックスソフトウエア(以下、ボックス社)はビジネスモデルの転換を図るために、アジャイル開発とDevOpsを活用したプロジェクトを始めた。メンバー全員がアジャイル開発の初心者だが、コンサルタントの須田の助言を得て開発を始めた。相次ぐトラブルのなか、CI(継続的インテグレーション)さらにCD(継続的デリバリー)といった作業自動化の仕組みを整えていった。 <主要人物> 村上 龍彦:ボックスソフトウエア プロジェクトマネジャー。丁寧なプロジェクト運営に定評がある 須田 洋次郎:アジャイル開発やDevOpsの導入支援に携わるコンサルタント。様々な企業を再生させた実績を持つ 板尾 幸紀:ボックスソフトウエア 品質管理部長。品質管理一筋20年 佐藤 正子:ボックスソフトウエア 品質管理部担当。品質に対する嗅覚は鋭く、指摘も的確だがルールに厳しい プロジェクトマネジャーの村上龍彦が