ホーム > 研究紹介 > 占領期岡山における視聴覚資料 更新日:2016/03/21 社会情報学科及び地域分析研究会では、2008年以降、「占領期岡山における社会調査」と題して、1950年代の岡山の農村・山村・漁村に関する視聴覚資料等を収集しています。 近年、戦争体験の記録を目的として、岡山県内の個人や機関によって、戦争体験者の証言や戦中の暮らしが筆録された書簡、岡山空襲等の戦争被害の記録写真などが収集されています。 これに対して、社会情報学科及び地域分析研究会では、戦後の岡山の庶民の暮らしに焦点を当て、とりわけ、占領期とされる1950年代前半の岡山に関する視聴覚資料等の収集に注力することにしました。 残念なことに、当時は、戦後復興の只中にあったこともあり、伝統的な暮らしがあまり顧みられず、これらの記録が遺されることがありませんでした。 しかし、この生活を克明に記録していった組織がありまし
ホーム > 研究紹介 > 社会情報研究 > 「社会情報研究」-第11号 地域分析研究会 研究紀要 「社会情報研究」 第11号 (2014年3月31日) 目次と概要 巻頭 特集にあたって 木村邦彦 本特集は、地域分析研究会が2009 年から実施してきた共同研究「占領期岡山における米国人人類学者の社会調査」(代表者:木村邦彦)の成果の公開を目的としています。 占領期岡山、すなわち、未だ日本がGHQの占領下にあった1950 年から1955 年にかけて、ミシガン大学日本研究所岡山分室が岡山市内に開設されました。米国の日本理解に必要な日本研究が推進されることになりました。また、岡山分室に所属した米国人人類学者は、県下の農村・山村・漁村において、歴史学、地理学、政治学、経済学などのそれぞれの関心のもと、学際的な調査によって、日本の村落の総合的な社会調査が実施されました。 また、同分室が開設されると同
解説:池田光穂 ——「アメリカのプラグマティズムは、プラ トンによって開始された西洋哲学における対話でくりかえし議論された諸問題への解決を提起しようとする哲学的伝統に属するというよりも、むしろ、ある特定 の歴史的瞬間におけるアメリカの自己弁明を試みるための、たえまのない文化的批評ないし解釈群なのである」——コーネル・ウェスト『哲学を回避するアメリ カ知識人』(2014:15) ——「ある解釈にしたがって何かをみている からといって、解釈を体験しているわけではない」(MS137-138, 89節)——ウィトゲンシュタイン クリフォード・ギアーツ:意味のパターン:Clifford Geertz' concept of culture クリフォード・ギアツ(ギアーツ; Geertz;1926- 2006)による「文化の定義」は、次のようなものである。 「文化は象徴に表現される意味のパターンで、歴
[目次] 目次 まえがき 原版の序 第一章 社会的人間の科学についての基礎 J・ギリン 十時厳周 訳 / p1 第二章 社会学と人類学 G・P・マードック 河津哲也 訳 / p19 第三章 人類学と心理学 M・Bスミス 秋元律郎 橋本梁司 訳 / p45 第四章 心理学と社会学 T・パーソンズ 荻村昭典 訳 / p97 第五章 人類学と社会学 H・ベッカー 佐藤慶幸 訳 / p147 第六章 心理学と人類学 A・I・ハロウェル 宇野善康 奈良和重 堀江湛 訳 / p235 第七章 社会学と心理学 T・M・ニューカム 関本昌秀 訳 / p325 第八章 これからの問題点 J・ギリン 山中一郎 訳 / p371 著者紹介 訳者略歴 「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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