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デューイの民主主義の哲学はどのように彫琢されたのか。デューイが論じた民主主義はどのように正当化されるのか。そして、その思想はその後の民主主義論においてどう議論されるのか―― デューイ哲学全体を民主主義の哲学として解釈し、その思想や議論を様ざまな視角から検討する。 「デューイ的な民主主義や民主的教育の理念は、第二次世界大戦後に一時的に称揚されながら、やがて理想なき生産効率主義的教育の流れのなかに埋没し、現在は新自由主義的、ナショナリズム的な教育のなかに呑み込まれそうになっている。現代に生きる我われが、そのような教育の潮流に抗して、「正当化できない希望」を失わずに民主的教育を甦らせるために、デューイを再読することが無意味だとは思われないのである。」(「終章」より) ■著者紹介 加賀裕郎(かが ひろお) 1955 年生まれ。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(哲学)。
宣伝ですが,有斐閣から出版された北村亘編『現代官僚制の解剖ー意識調査から見た省庁再編20年後の行政』に,「なぜデジタル化は進まないか-公務員の意識に注目して」という章を寄稿しました。本書は,村松岐夫先生が実施されてきた官僚意識調査の衣鉢を継ぎ,大阪大学の北村亘先生を中心に20年ぶりに実施した官僚意識調査のデータを利用した研究を出版したものです。予算制約などもあり,対象になっているのは課長級以上が中心で,サンプルサイズも制約されているので,公務員の全体像を明らかにしたとまではなかなか言えませんが,現状で可能な範囲で直接(幹部)公務員の方々の意識に迫ろうとした研究であると思います。もちろん当初はもう少し広い範囲に実施することを考えていたのですがまあいろいろありまして…(という経緯は「はじめに」と10章にちょっと書いてます)。 私自身は最近細々と研究しているデジタル化について,組織文化との関係に
「日本政治研究事始め」 [著]大嶽秀夫 政治学者の聞き取り記録としては『聞き書 南原繁回顧録』が名高い。東大総長を務めた政治学者の歩みを通じて、20世紀前半の歴史を鮮やかに描いた傑作だ。南原の専門は伝統的な政治哲学。これに対してこの回顧録の語り手である大嶽秀夫は、科学(サイエンス)としての政治学をめざした第一世代の政治学者だ。2人の生まれはおよそ半世紀隔たる。 本書の題名が示唆するように、大嶽は、現代日本政治をきちんと学問的に分析する必要を説いた。これまでは思想史や外国研究の専門家が片手間に批判するだけだったというのだ。政治学の刷新をめざす大嶽は、同世代の研究者たちと学術誌「レヴァイアサン」を創刊する。東北大の教員室に導入されたものの、ほとんど誰も使わなかった当時の最新機器ワープロで発刊趣意書を書いたエピソードが象徴的だ。政治学のフロンティアを担ってきたとの自負は本書の随所に溢(あふ)れる
1.システム・共同性・連帯『後期資本主義における正統化の諸問題』においてユルゲン・ハーバーマスは、国家(政治システム)と市場(経済システム)の分離が建前である自由主義的資本主義から、市場の失敗を回避すべく国家が積極的に市場に関わることが期待される後期資本主義への変遷を主張する。国家と市場は一体となって複雑なシステムを形成し、それに大きな影響力を持つ権力者や資本家、あるいはその部下であるテクノクラートがシステムを運用する一方、市民は政治から疎外され、脱政治化されていく。 その後、福祉国家体制が批判され、新自由主義的な改革が各国で進んだが、デイヴィッド・グレーバーが『官僚制のユートピア』で指摘するように、このシステムの複雑性は「縮減」されるどころか、ますます増大している。 このようなシステムの肥大化に対し、市民の政治参加を取り戻そうとする(民主化する)理論の形成が試みられた。これらの理論は、い
河野有理 開催年月日 2020年9月26日 - 2020年9月27日 記述言語 日本語 会議種別 口頭発表(一般)
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なぜ、本を読むのか? Why do we need to read books なぜ、本を読むのか?本書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれた本の中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の
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