派閥の政治資金問題をめぐって、あす(18日)、自民党の下村元政務調査会長が衆議院政治倫理審査会に出席します。 注目される3つの焦点について解説していきます。 目次 1.なぜキックバックは継続されたのか? 【発言が注目される下村博文氏とは】 これまでの議員の説明などによりますと、安倍派では、おととし4月に当時会長だった安倍元総理大臣が、派閥から議員側へのキックバックをとりやめる方針を決めたものの、7月に安倍氏が亡くなりキックバックが続けられたことがわかっています。 その経緯で重要なポイントとされるのが、安倍氏が亡くなった翌月・8月上旬に行われた派閥幹部らの協議です。 当時、会長代理だった塩谷・元文部科学大臣と下村・元政務調査会長、事務総長だった西村・前経済産業大臣、参議院側を代表して世耕・前参議院幹事長、それに今回の事件で起訴された派閥の会計責任者の5人が出席しました。 この協議について、先