1878-1947 明治-昭和時代の生理学者。 明治11年10月5日生まれ。石川太刀雄丸(たちおまる)の父。京都帝大助教授となり,ヨーロッパ留学をへて,大正元年教授。その研究は神経生理学を主に,実験生理学,動物生理学におよぶ。3年大津臨湖実験所(現生態学研究センター)を創設した。昭和22年11月8日死去。70歳。富山県出身。東京帝大卒。
1841~42年アメリカ,ロードアイランド州で,選挙権を一定の財産所有者やその長男に制限していた 1663年のチャールズ2世による特許状以来の憲法に反対して,T.ドアを中心とするいわゆる「人民党」が起した反乱。彼らは白人男子普通選挙権を含む新憲法を制定 (1841) ,独自の政府を設立し,知事にドアを選んだ。次いで 1842年5月 18日州武器庫の占領を企てたが失敗し民兵軍に敗北した。ドアは 44年反逆罪で終身刑の判決を受けたが,1年後釈放された。ドアの目的は 43年の新憲法制定によりほとんど達せられた。
全方向車輪の一。車輪の外周に、車輪本体の回転方向に対して垂直の方向に回転する複数のローラーが配置されている。これを車体に3つまたは4つ取り付け、それぞれ独立したモーターで駆動する。ローラーには動力がない。各車輪の回転方向や速度を変えることで、車体の向きを変えずに前後・左右・斜め方向に移動したり、その場で旋回したりすることができる。
明治6年(1873)から翌年にかけて起こった徴兵反対一揆。新たな義務が課されることや政府の政策への反対から、西日本を中心に農民・士族が起こしたもの。 1872年(明治5)11月制定、翌年1月発布の徴兵令に対する反対一揆。徴兵令反対一揆ともいう。「徴兵告諭」のなかで徴兵の義務を「西人(せいじん)之(これ)ヲ称シテ血税ト云(い)フ其(その)生血ヲ以(もっ)テ国ニ報スルノ謂(いい)ナリ」としたことから、この名がおこった。20歳に達した男子に課せられる3か年の兵役義務には、官吏、海陸軍生徒、所定の官立学校の生徒、洋行修業者、戸主・嗣子(しし)、代人料270円上納者ほかの免役条項があったが、それらの適用を受けられない一般農民の、とくに二、三男にとっては、徴兵は逃れられない労働力徴発としての意味をもつ過重な負担であった。血税一揆は、この負担に反対する一揆で、ここに血税一揆の本質がある。徴兵によって「生
今日のキーワード 脂質異常症治療薬 血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
〘名〙 (キルドはkilled) ケイ素、アルミニウムなどの強力な脱酸剤を用いて、最もよく脱酸(キリング)を行なった鋼塊。鋳型に溶鋼を鋳入するとき、ガスの発生がなく、化学成分や物理的性質が均一となって静かに凝固するのが特徴。高炭素鋼、鍛造用鋼、機械構造用鋼、特殊鋼、工具鋼などに広く用いられる。鎮静鋼。 精錬を終え、固める直前にケイ素やアルミニウムを少量添加し、鋼中に溶けている酸素を安定な酸化物に変えた鋼。古くは鎮静鋼と称した。鋼中に酸素が残存すると凝固の際に一酸化炭素が発生して沸騰状態となり、盛んに火花が散るが、ケイ素やアルミニウムなどの脱酸剤を添加すると沸騰現象がみられず、静かに凝固するのでこの名がある。凝固に際して一酸化炭素の発生がないので、固化した鋼塊は気泡を含まず、比較的均質である。鋼に溶けている微量の窒素は鋼を放置しておく間に窒化鉄を形成するなどして鋼の降伏点を高めるが、キルド鋼
鋼塊は鋳込時の脱酸の有無によってリムド鋼とキルド鋼に大別される.リムド鋼とは,脱酸をまったく行わないか,あるいはごく微量の脱酸剤添加後に鋳込まれた鋼塊である.溶鋼中の酸素溶解量は脱酸をしていないために非常に多く,固体状態での溶解度以上であるので,凝固時に溶解炭素と反応してCOガスとなって鋼中より放出される.このガス発生は非常にはげしく,リミングアクションとよばれている.凝固後の鋼塊のマクロ組織は,鋳型に密接している部分は比較的純鉄に近い組成の外殻(リム層)ができており,これがリムド鋼の語源である.また,その内側には鋳型壁に垂直方向に伸びた管状気泡が並んでいるのが特徴である.この鋼塊は偏析がいちじるしく,気泡末端に介在物を捕獲している場合も多い.ただし,この気泡内のガスは純COガスであるので内面が清浄であり,熱間圧延の際に完全につぶれてしまい,鋼の欠陥とはならない.脱酸剤を用いないためコスト
リュウグウオキナエビス(英語表記)Pleurotomaria rumphii; Rumphius's slit shell 軟体動物門腹足綱オキナエビス科の巻貝。殻高 17cm,殻径 19cmに達する大型種。殻は大きな円錐形で,螺層 (12階) のふくらみは弱い。黄色の地に成長脈に沿って橙赤色の縞が走る。成長脈は上方では明瞭であるが,下方では弱く,螺肋も細い。殻口の外唇には細くて非常に長い切れ込みがあり,2分の1螺層に及ぶ。また臍孔は深く開き,殻頂を見通すことができる。ふたは革質,褐色で丸くて大きく,多旋型。四国からインドネシアにかけて分布し,水深 100~400mの細砂底にすむ。 1879年に世界で初めて発見され,そののち台湾,高知県で採取された (1936) が,戦災で失われてしまい,1969年に再々発見されたときには1個1万ドルで売買されたという。 (→オキナエビス )
軟体動物門腹足綱イモガイ科の巻貝。殻高 10cm,殻径 4cm。殻は長紡錘形,螺塔は円錐形。殻表は平滑で光沢があり,褐色の地に細かい網代模様があるが,出生時は褐色の殻皮におおわれている。フィリピン,インドネシア,ソロモン諸島などの海域の水深 300m以浅の浅海にすむ。他の貝類を襲って食べる。貝類中の珍品とされ,1個 2000ドルで売買され最高値を記録したこともあったが,リュウグウオキナエビスが1万ドルで売買され,その座を譲った。近年フィリピン周辺から数多く採取されるようになった。
役に立たない。無益だ。つまらない。でたらめだ。 「今みたいな―・いことをしていちゃ」〈宮本・伸子〉 [類語]些細・瑣末・枝葉・枝葉末節・末梢的・些事・細事・小事・細かい・細細こまごましい・煩瑣はんさ・瑣瑣ささたる・区区くくたる・ちょっとした・取るに足りない・たわいない・何でもない・愚にもつかぬ・埒らちも無い・高が知れる・二次的・二義的・副次的・些些ささ・細ささやか・わずか・幾ばく・たかが・いささか・ほんの・有るか無きか・ちょっと・一縷いちる・一抹・些少さしょう・末節・無駄事・雑事・微微・つまらない・無意味・下らない・問題外・部分的・派生的・卑小・眇眇びょうびょう・由よし無い・トリビアル
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