カーリングの指導をする上地雄大さん(手前左)(上地さん提供) カーリングのストーンが北海道から海を渡って沖縄にやってくる。北見市の地域おこし協力隊で那覇市出身の上地雄大さん(26)が仲介をして、南風原町のエナジックスポーツワールドサザンヒルへの無償貸与が実現した。同市の常呂町は2022年北京冬季五輪の女子カーリングで銀メダルを取った、ロコ・ソラーレが練習拠点とする。5月と6月には沖縄県で初の体験会や、ロコ・ソラーレによるカーリング教室も予定する。上地さんは「老若男女ができるスポーツなので沖縄でも人気になってほしい」と競技普及に期待を込める。 県外の医療系大学を卒業し、北見市にあるスポーツクラブに就職した上地さん。クラブにカーリングをしている選手がいて、体の使い方を学ぶために競技に触れた。当初は仕事としてやっていたが、サザンヒルを舞台に描かれた「南風原カーリングストーンズ」が漫画雑誌に掲載さ