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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (3)

  • 日本初のアフリカ人学長が「価値観」を揺さぶられた5冊の本

    <マリ出身の京都精華大学学長ウスビ・サコが、影響を受けた5冊を紹介。その1冊は西洋文化の優位性を再考させられた『オリエンタリズム』だが、実は日も西洋からほかの文化を見下していることに気付いたという。誌「人生を変えた55冊」特集より> 私たちは学校に通いだすと、価値観を「置き換える」癖が生まれがちだ。私の出身国のマリでも、土着文化は古くさく、西洋文化は新しくて合理的でかっこいい、となっていく。その置き換えられた価値観を取り戻してくれたのが、アマドゥ・ハンパテ・バーの『アフリカのいのち――大地と人間の記憶/あるプール人の自叙伝』だった。 『アフリカのいのち──大地と人間の記憶/あるプール人の自叙伝』 アマドゥ・ハンパテ・バー[著] 邦訳/新評論 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます) これは西洋文化とマリ文化の比較、特にフラニ族(プール族)の文化などマリ文化の価値を中心に書かれたもの

    日本初のアフリカ人学長が「価値観」を揺さぶられた5冊の本
    ei-gataro
    ei-gataro 2020/08/14
    “日本は自分たちを西洋だと思っている。「日本とアジア」とか「アジアの国々」というときは日本を含まない。そういう実態にショックを受けた。”
  • ドイツが見いだしたヘイトとの戦い方 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

    8月19日にシュパンダウで行われたネオナチの集会は、カギ十字もなく、シュプレヒコールもなし Omer Messinger/GETTY IMAGES <ネオナチが集会を開くことは認めつつ、差別的なスローガンは厳しく取り締まるドイツの現状> 写真だけ見ても、外国人には何の集会か分からないかもしれない。8月19日、白もしくは黒のシャツを着た何百人ものドイツ人が全国からベルリン西部のシュパンダウ区に集まってきた。 黒白赤の三色旗や「私は何も後悔しない」と書かれた幕など、デモ参加者が掲げていたシンボルは一見すると分かりにくいものばかりだ。前者は、第一次大戦終結まで存在したドイツ帝国の旗。後者は、ナチス・ドイツのナンバー2だったルドルフ・ヘスの言葉。ドイツ人の戦争犯罪を裁くニュルンベルク国際軍事裁判で、彼が最後に述べたものだ。この裁判でヘスは終身刑を言い渡された。 最も印象的だったのは、奇妙な静寂の中

    ドイツが見いだしたヘイトとの戦い方 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/09/11
    ドイツ人は過去の大きな過ちから学んだということ。さて、日本人はどうだろうか。まずは過ちを過ちと認めて本気で反省するところから始めないと。
  • 米メディアはなぜヒトラーを止められなかったか

    <独裁者は、独裁という政策綱領を掲げて立候補するわけではない。民主的な選挙を勝ち抜いたからといって「正常」とは限らない。米メディアは、第二次大戦時の過ちを繰り返してはならない> メディアは独裁者をどう報道すればいいのか。 立憲主義に反対で人種差別主義、おまけに暴力を煽る政治指導者が台頭したら、メディアはどう伝えるべきだろう。社会常識から逸脱しているとして糾弾すべきか。公正な選挙で選ばれたのだからそれは民意、即ち「正常」だと判断するのか。 イタリアとドイツでファシストが指導者にのし上がった1920~30年代に、大きな過ちを犯した米メディアが学んだ教訓だ。 独裁者の誕生 イタリアのべニート・ムッソリーニが3万人の武装した黒シャツ隊を引き連れてローマを進軍し、政権を奪取したのは1922年。1925年には独裁を宣言した。その動きはアメリカの価値観とまるで相容れなかったが、ムッソリーニは米メディアの

    米メディアはなぜヒトラーを止められなかったか
    ei-gataro
    ei-gataro 2017/01/20
    “ヒトラーのような男は決して政策綱領に独裁と書いて立候補はしない。常に、自分は国民の総意に基づく代表者なのだと訴える” ドイツやアメリカだけの話ではない。
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