電気通信事業者協会が7日発表した10月の携帯電話契約数によると、新規契約から解約を差し引いた純増数で、ソフトバンクモバイルが6カ月連続トップを達成した。KDDIは堅調、NTTドコモも純増を維持したが、ウィルコムは8月に続き、2万件を超える純減で、苦しい状況だ。 ソフトバンクは前月比15万8600件増。「解約率が下がった上、店舗数増加など、総合的な底上げができた」と分析。番号ポータビリティーでも、「他社の新料金施策の影響は少ない」と、1万5700件の転入超となった。 KDDIはauが16万6000件増、ツーカーは3万2200件減で、計13万3800件増加。番号ポータビリティーでも5万4700件増と、依然好調だ。12日から新料金プランを導入するが、「新プラン開始前に購入する動きも多いと聞くが、導入後の動向は読み切れない部分がある」としている。 これに対し、ドコモは3万9100件増と