日本でなかなか普及が進まない折り畳みスマートフォンだが、モトローラ・モビリティが新機種を投入したり、サムスン電子が既存モデルのオープン市場向けモデルを投入したりするなど、ここ最近メーカー側が販売拡大に力を注ぐ動きが広がっている。ただ円安の影響などもあって値段の高さという最大の課題は解消が進んでおらず、普及に向けた道のりは平たんではない。 モトローラは新機種、サムスン電子は販路拡大 日本では投入される機種数が少なく、普及が進んでいない折り畳みスマートフォン。だがここ最近、その折り畳みスマートフォンを巡って大きな動きがいくつか起きている。 その1つが2023年11月20日、モトローラ・モビリティが折り畳みスマートフォンの新製品「motorola razr 40」の日本投入を発表したこと。これは既に販売されている「motorola razr 40 ultra」の下位モデルに当たる縦折り型の端末で