Keiichiro OnoSoftware Engineer Specialized in Data Visualization and Bioinformatics. Data Visualization Japan co-organizer.
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弱肉強食というのは中国故事です。強い獣が弱い獣を食うように、人の世も古来はそのような生き方をしていた。だが儒教によってこのようなことはなくなった。すなわち文明によって人は獣のような生き方をせずに済むようになった。といった話です。 弱肉強食の故事をそのまま解釈すれば、文明を得たから。ということになります。 でも、根本的なところで、自然界は弱肉強食じゃありません。 1200年も前の故事ですから、別に科学的な話を書いたわけでもありません。 自然界は「生態的地位の獲得」です。 自然界では食われる側が生物種として脆弱であることにはなりません。イワシは大型魚類、海鳥、海洋ほ乳類などに食われまくっていますが、大繁栄していますね。 けっして弱くないのです。むしろ自然界では勝者として地位を獲得しています。 イワシのようなプランクトン食、すなわち低位の食性を持つ生き物は、「エサに困らない」という最大の利点を持
え~っと、、、よくある勘違いなんですが、自然界は「弱肉強食」ではありません 弱いからといって喰われるとは限らないし、強いからといって食えるとも限りません 虎は兎より掛け値なしに強いですが、兎は世界中で繁栄し、虎は絶滅の危機に瀕しています *** 自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です 個体レベルでは、最終的に全ての個体が「喰われ」ます 全ての個体は、多少の寿命の差こそあれ、必ず死にます 個体間の寿命の違いは、自然界全体で観れば意味はありません ある犬が2年生き、別の犬が10年生きたとしても、それはほとんど大した違いは無く、どっちでもいいことです 種レベルでは「適者生存」です この言葉は誤解されて広まってますが、決して「弱肉強食」の意味ではありません 「強い者」が残るのではなく、「適した者」が残るんです (「残る」という意味が、「個体が生き延びる」という意味
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