≪≪ 第一目標達成の御礼、次の目標について ≫≫ 「閖上の記憶」は、私たちの未来への希望です このページをご覧いただき、ありがとうございます。 津波復興祈念資料館「閖上の記憶」、館長の小齋といいます。閖上で生まれ、これまで76年間閖上で育ちました。ここでは、14名の中学生をはじめ、多くの方が亡くなられました。以前にもここに大津波が来ていたという歴史を知っていれば、災害の意識がもう少し高ければ、助かった命がたくさんあったはずです。もう二度と同じことは繰り返さないために、語り継ぐ活動を続けています。 現地の「閖上の記憶」資料館では私をはじめ、5名の案内人、15名の語り部、5名の常駐スタッフがシフトを組んで運営しています。この活動をすることは、辛い記憶を毎日思い出すということです。当事者の私たちからすると、これは本当に辛いことです。しかし、亡くなった遺族の無念を想い、未来の子どもたちのため、これ