NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの携帯大手3社は、2年契約終了後の無料解約期間について、現在1カ月間に限定している期間を延長する方向で調整していることを明らかにした。更新月の通知方法も、今後は全てのユーザーに標準でSMSなどで通知する。現在は多くの事業者で希望者のみのプッシュ通知にとどまっている。総務省が2014年12月4日に開催したICTサービス安心・安全研究会、消費者保護ルールの見直し・充実に関するWGの合同会合で各社が表明した。 携帯各社は、電波特性に関連したユーザーの苦情を低減するための、いわゆる「お試しサービス」も拡充する。NTTドコモは契約前に試用端末を貸し出し、電波状況を確認できるサービスを新たに開始する計画だ。KDDIも現在一部にとどまっている契約前の試用端末サービスの提供範囲を広げる。ソフトバンクモバイルとワイモバイルは既に、契約後に通信品質に不満があった場合