産業機械メーカー大手のヤンマーは2月4日から、大阪・梅田の本社ビルにある社員食堂を週末限定で一般開放する。農家をはじめとする生産者と消費者が直接つながる場を広く創出したい考えが背景にある。 一般開放は毎週土曜日、日曜日の11時~15時。提供メニューは「プレミアムマルシェランチ(肉料理か魚料理を選択)」(価格は税込み1000円)と「プレミアムマルシェカレー」(同900円)。食材にはヤンマーの自社農園で収穫した野菜などを使用し、生産者の顔がよく見えるように取り組んでいる。 近年、社屋にある施設などを外部にも開放する企業は増えている。例えば、昨年秋に本社オフィス移転したインターネットサービス大手のヤフーは、食堂やカフェ、コワーキングスペースなどを一般の人々でも利用できるようにしている。 関連記事 ヤフー“誰でも使える”スペースの効果 働き方改革に積極的に取り組んでいるヤフー。10月1日に移転した