見慣れているはずなのに、視点を変えてみたらなんだか変。そんなさりげない日常を独自の世界観で切り取ったエッセイや、奔放な妄想でぐいぐいストーリーが展開する絵本が人気のヨシタケシンスケさん。多数ある絵本たちの中でも連続して受賞するほどの人気絵本は、子どもだけでなく、お父さんお母さんたちにもファンが多い。そこで、ヨシタケ作品のそれぞれの魅力と、私たちを元気にしてくれる不思議な力をもった作品を生み出してきたヨシタケさんご本人のインタビューを一挙まとめてご紹介します。 ヨシタケシンスケ(よしたけ・しんすけ) 絵本作家、イラストレーター。1973年神奈川県生まれ。2013年に刊行した絵本デビュー作『りんごかもしれない』で第6回MOE絵本屋さん大賞第1位、『りゆうがあります』で第8回同賞第1位、『もう ぬげない』で第9回同賞第1位の三冠に輝く。『このあとどうしちゃおう』で第51回新風賞など受賞作多数。著