専門誌にはできない"アート"のつたえ方 1987年6月に創刊され、来年25周年を迎える『OZ magazine』。 出版業界では「雑誌が売れない」と嘆かれていますが、 順調に販売部数を伸ばしている媒体でもあります。 2008年6月、月刊化にむけてリニューアルをした 『OZ magazine』の第一特集はアートでした。 アート専門誌も販売部数に頭を悩ませるなか、 同号は社内に在庫がなくなるほどの反響を呼び、 現在では年に1回の"アート特集"を楽しみにしている読者も少なくありません。 では、なぜ『OZ magazine』×アートは相性がいいのか? 古川編集長はこう話します。 「『OZ magazine』では"もの"や"場所"を情報として伝えるだけでなく、 そこに潜む"物語"を伝えていきたいと考えているんですね。 そうしたことを知ることは、日常の繰り返しを肯定することでもあると 思うんですよ」