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民俗学に関するhitoriyokozunaのブックマーク (2)

  • 食う寝る殺す『性食考』

    べること、セックスすること、殺すこと。これらは独立しているのではなく、互いに交わり重なり合っている。「べちゃいたいほど、愛してる」という台詞を起点に、古事記と神話、祭りと儀礼、人類学と民俗学と文学を横断しながら、人の欲の深淵を覗き見る。ぞくぞくするほど面白い。 著者は民俗学者。引き出しを沢山もっており、バタイユやレヴィ=ストロース、デズモンド・モリスや柳田國男などを次々と引きながら、性とにまつわるさまざまな観点を示してくれる。おかげで、わたしの引き出しも次々と開かれることとなり、読めば読むほど思い出す読書と相成った。 たとえば、入口の「べちゃいたいほど、愛してる」は、センダック『かいじゅうたちのいるところ』から引いてくる。いたずら小僧のマックスが、罰として寝室へ追いやられるところから始まる夢と空想と「かいじゅうたち」の物語。その愛のメッセージを引いてくる。 「おねがい、いかないで。

    食う寝る殺す『性食考』
  • 民俗学の旅/宮本常一: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 おもしろかった。すごく。 これは必読でしょう。 特に、いままで会社を一度も辞めたことがない人、生きていくためにはビジネスの場に身を投じるしかないと信じて疑わない人、あるいは、将来の職をどうしようかと頭の片隅でぼんやり思いつつ学校に通う学生などには。 この『民俗学の旅』を読んではじめて知ったんですが、宮常一さんという人はずっと定職につかなかった人であったらしい。師である渋沢敬三さんの家で54歳になるまで23年も客生活をしていたという。武蔵野美術大学で講義をするようになってはじめて定職についたのは、その客生活を終えたあとです。つまり60近くになるまで定職をもたなかった。 定職をもたずに何をしていたかというと、とにかく日中を歩いてまわった。そして、さまざまな土地で生きる人

    hitoriyokozuna
    hitoriyokozuna 2013/10/21
    記事より「身のまわりのことについての処理の能力」、そして「物を見 る眼」の退歩。」
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