New Scientestの選ぶ「一風変わったコンピュータ トップ10(Ten Weirdest Computers)」が本家にて紹介されています。リストには量子コンピュータもあれば、水の波紋なども含まれていますが、日本の中垣俊之氏らによる研究である迷路を説く粘菌もランクインしています。迷路に広がった粘菌は、入り口と出口に餌を置くと迷路の解を最短ルートで結び、他の関係ない経路に広がった部分を撤退させるそうです。この迷路解きは、従来のコンピュータには難しいとされている「巡回セールスマン問題」のような組み合わせ最適化問題の一つであり、情報科学分野での応用が期待されるとのことです。