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先週、「コンテンツ学会」の記念講演シリーズの一部として、「変質するContent Play」というタイトルで講演してきた。コンテンツを娯楽として楽しむという行為が、受動的な体系から消費者参加型の「Play」に変質してきた課程で、本来は商行為の権利保護ルールであった著作権が、クリエイティブとは無関係な「利用」部分にまで関係してきた課程を整理したものである。 講演のあと参加者とのディスカッションで、またもう一歩深い議論となるタネをいくつかいただいた。ただ、なにぶん筆者は考えるのに時間がかかるタイプなので、ディスカッションの中で丁々発止やり合いながら、打てば響くような答えがなかなか出せない。会議などでも話題が尽きそうになったとき、突然、変な事を言い出して議論の方向性を混ぜっ返してしまうようなタイプなので、歯がゆい思いをされた方も多かったことだろう。 そこでこのコラムの場を借りて、もう一度ユーザー
個人サイトについて前から自分が思っていたことについて書こうと思う。 http://d.hatena.ne.jp/takhino/20081006/1223258393 一ヶ月ほど前の記事。 イラストを発表する個人サイトは減っていき、pixivのような巨大投稿サイトで発表するのが主流になっていくんじゃないだろうか、という帰結をしている。 これは合っていると思う。というか、既にそうなっている。 イラストだけじゃない。 「表現の発表の場」としての個人サイトはだいぶ衰退している。 それは目に見える繋がりをどんどん強化していったからだ。 昔、表現をしたい人間が発表の場としてインターネットを選び、次々と個人サイトができていった。 「ホームページ」とも言うように、みんなが個人の家を持ち、その家の中で作品を発表した。 みんながみんな、点々と家を持ち発表をしていた。 しかし、同じジャンルを志すもの同士、繋が
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