Wine HQは4月10日、WindowsアプリケーションをLinux、FreeBSD、Mac OS Xで動かすためのオープンソースソフトウェア「Wine 1.1.19」をリリースした。Wine HQのWebサイトより、ソースコードとバイナリパッケージをダウンロードできる。 Windowsアプリケーションをネイティブで動かすためのWindows API実装。GNU Lesser General Public License(LGPL)の下で公開されている。1.1.19は、winemakerでのVirtual C++プロジェクトファイルの対応、Esoundドライバの改良などが加わった。3DグラフィックAPIの「Direct3D」コードをクリーンにし、OLEクリップボード処理に関する問題、OpenBSDにおけるコンパイルの問題などのバグも多数修正したという。 1.1.19はWineの開発版とな
CodeWeaversは3日、Windows互換のAPI層を備えるアプリケーション実行環境「CrossOver Pro 8.0」のα第2版を公開した。動作環境はLinuxとMac OS X。デモ版としてのリリースであり、CrossOver Proの登録ユーザのみ利用可能。 CrossOver Proは、Windows互換API層をオープンソースで実現する「Wine」の成果をベースに、独自のユーザインターフェイスなどを追加したアプリケーション実行環境。メジャーバージョンの8.0に向けたテスト版に位置付けられる今回のリリースでは、Microsoft Internet Explorer 7をサポート。不完全ながら、インストールと起動が可能になった。Microsoft Office 2003 / 2007やQuickTime 7などのアプリケーションも、動作が改善されている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く