Hadoopのオライリー本(Tom White著, 玉川竜司、兼田聖士訳, オライリージャパン, 2010)、いわゆる「象本」のケーススタディを読んで、最初は「どういう経緯でHadoopを使うことになるんだろう?」と思いました。 つまり、大量のデータをバッチ集計する時に使うことは想像できたのですが、それはデータベースの構造などで解決できるのではないかと。結論から言えば、私がこの本をよく読んでなかったのが原因です。 単純な事例で考えてみた 例えば、会員の入会月別・男女別棒グラフを表示したいというケースがあったとします。次のグラフは、jqPlotのBar Chartを使い、AJAXでデータを取得・表示することにします。 あえて一番、間違った実装方法を示します。この方法が駄目なのは、入会者数が増えれば増えるほど表示が遅くなるからです。 class UsersController < Applic