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scienceに関するinugamixのブックマーク (312)

  • 24年4月の量子コンピュータ業界の動向がよくわからんというので書いてみました。 by Yuichiro Minato | blueqat

    昨年から量子コンピュータ業界は大きな転換期に入りました。これまで人類には難しすぎるという量子コンピュータはみんなで四苦八苦しながら開発をしてきたと思います。具体的な沿革としては、 1、2012年に簡易型量子コンピュータみたいな量子アニーリングマシンが出る。 2、量子アニーリングマシンは2016年をピークに2018年ごろに廃れる。(デスクトップパソコンと大差ないことがわかる) 3...

    24年4月の量子コンピュータ業界の動向がよくわからんというので書いてみました。 by Yuichiro Minato | blueqat
  • 実は酔ってなかった「マタタビ反応」 ネコの生態を研究する岩手大農学部教授・宮崎雅雄さん<ブレークスルー 2024>:東京新聞 TOKYO Web

    宮崎雅雄(みやざき・まさお) 神奈川県横須賀市出身。岩手大農学部卒業、同大学院連合農学研究科博士課程修了後、理化学研究所や東海大の研究員などを経て、2011年、母校の岩手大に特任准教授として着任。20年から現職。21年、マタタビ反応についての研究成果を米科学誌で発表した。動物の嗅覚研究に取り組み、企業との製品開発などにも取り組む。ネコよりイヌ派で、イヌの研究もしており、家ではイヌを5匹飼っている。 研究室で飼育しているネコ「セル」を抱く岩手大教授の宮崎雅雄さん。世界的な科学誌が名前の由来で、他に「サイエンス」など17匹のネコがいる=盛岡市の岩手大で ネコにマタタビをあげると、転がったり葉をなめたりかんだり。日では300年以上前から知られ、「マタタビ踊り」とも呼ばれるネコの不思議な反応で、その理由は「マタタビの匂いを嗅いで酔っぱらっているから」と考えられてきました。岩手大農学部教授の宮崎雅

    実は酔ってなかった「マタタビ反応」 ネコの生態を研究する岩手大農学部教授・宮崎雅雄さん<ブレークスルー 2024>:東京新聞 TOKYO Web
  • スギヒラタケ摂取による急性脳症の化学的解明 -発症における3つの成分の関与-|新着情報|静岡大学

    静岡大学農学部の河岸洋和特別栄誉教授は、2004 年に発生したスギヒラタケ急性脳症を長年にわたり研究し、化学的に解明しました。 その18年間に及ぶ一連の研究成果は、2023年7月31日に、日学士院の発行する国際雑誌「Proceedings of the Japan Academy, Ser. B, Physicaland Biological」に掲載され、表紙を飾りました。 【研究のポイント】 ・スギヒラタケは、東北、北陸、中部地方を中心に広くされていた美味なキノコ ・ところが、2004 年秋に、このキノコの摂取により、急性脳症が発生(死亡例17) ・この事件は戦後最悪の中毒事件 ・その後厚生労働省は研究班を組織したが「原因不明」と結論 ・研究班の班員であった河岸は、その後も研究を継続 ・このキノコから、タンパク質であるpleurocybellinePC)とPleurocybell

    スギヒラタケ摂取による急性脳症の化学的解明 -発症における3つの成分の関与-|新着情報|静岡大学
  • 機能性食品の臨床試験を元にした広告への問題提起 ―優良と誤認させる要素が多く含まれる―

    片岡裕貴 医学研究科客員研究員(兼:京都民医連あすかい病院医師)、染小英弘 国保旭中央病院医長、山乃利男 岡山大学博士課程学生、伊藤達也 和歌山県立医科大学教授、鈴木智晴 浦添総合病院医師、柘植孝浩 倉敷成人病センター副主任 、藪﨑肇 甲賀病院センター長、土肥栄祐 国立精神・神経医療研究センター室長の研究グループは、メタ疫学研究により、開発業務受託機関(CRO)により実施された、一部の機能性品の臨床試験の論文およびそれをもとにした広告に、優良と誤認させる要素が多く含まれることを明らかにしました。 機能性表示品の届け出を行う際、品の製造・販売会社はしばしば機能性を証明するための臨床試験を開発業務受託機関に依頼します。それらの研究の質や、その結果がどのように消費者やメディアに伝えられているかはこれまであまり検証されてきませんでした。研究では、日の大手CRO5社によって実施された臨床

    機能性食品の臨床試験を元にした広告への問題提起 ―優良と誤認させる要素が多く含まれる―
  • 人はなぜワクチン反対派になるのか ―コロナ禍におけるワクチンツイートの分析―

    プレスリリース 研究 2024 2024.02.05 人はなぜワクチン反対派になるのか ―コロナ禍におけるワクチンツイートの分析― 発表のポイント ◆ コロナ禍で初めてワクチン反対派になった人の特徴を分析し、陰謀論やスピリチュアリティに傾倒している人がワクチン反対派になりやすく、さらに参政党への支持を高めた可能性を示した。 ◆ ワクチン反対派などの特徴を分析した研究は多く存在するが、研究ではどのようにワクチン反対派に転じるに至ったかを時系列的な分析に基づいて明らかにし、さらにその政治的含意も示した。 ◆ 公衆衛生に対する脅威となりうる反ワクチン的態度の拡散をい止めるための手がかりが得られ、将来のパンデミックに対して重要な教訓を得た。 パンデミックを経て新たに高い反ワクチン的傾向を持つようになったアカウントの特徴 発表概要 東京大学大学院工学系研究科の鳥海不二夫教授と、同大学未来ビジョン

  • 疑似科学評定|疑似科学|Gijika.com

    Gijika.com(ギジカドットコム)では以下の各項目についての「科学性の評定」を行っています。 評定は理論の観点・データの観点・理論とデータの観点・社会的観点をもとに行っております。 各評定を読む前に「評定の基的考え」をお読みください。 評定結果は更新年月日時点で得られた情報にもとづく暫定的なものであり、今後の情報によって変更されることがあります。掲載情報に関しては細心の注意を払っておりますが、掲載している内容の正確性、安全性など、いかなる保証もしません。 またサイト管理者は、これらの情報を利用することによって生ずるいかなる損害に対しても一切責任を負いません。

  • “能登群発地震”の原因は「東京ドーム23杯分の水」 去年5月の地震後に研究者が指摘していた「一番怖いシナリオ」 | TBS NEWS DIG (7ページ)

    研究者にも“意外なタイミング”で震度6強 2023年5月5日午後2時42分ごろ、能登半島沖でM6.5の地震が発生。石川県が6月12日までにまとめたところ、1人が死亡、48人がけがをし、全壊34棟を含む944棟の住宅が被害を受けました。 震度6強の地震で倒壊した住宅2023年5月5日、珠洲市正院町 研究者にとっても、この地震は驚きでした。西村教授は「ずっとこういう大きい地震が起こるのではないかという可能性は持っていたが、地震活動も地殻変動も収まってきている状況だった。あのタイミングで来るというのは若干意外だった」と明かしました。 専門家が想定する“良いシナリオ”と“悪いシナリオ” 今後、地震活動は収束に向かうのか。5月5日のM6.5の地震の後、研究者の間では大きく分けて2つのシナリオが考えられています。 1つは、流体によって生じた断層のひずみが解消され、今後、徐々に地震活動が落ち着くという

    “能登群発地震”の原因は「東京ドーム23杯分の水」 去年5月の地震後に研究者が指摘していた「一番怖いシナリオ」 | TBS NEWS DIG (7ページ)
  • オウム同士でビデオ通話できると判明 話したい相手を選んで鳥同士交流 ストレス軽減に期待

    研究に参加したジェニファー・クーニャ博士(米ノースイースタン大学)によると「オウムは画面を通して他の個体と関わっていることを理解しているようで、(その行動は)現実でのやりとりとよく似ていた」という。 オウムは来大きな群れで生活する鳥だが、ペットとして飼育される場合は1羽から数羽程度で生活することが多く、孤独や退屈を感じると行動に問題が出たり自傷行為をしたりすることもある。今回の実験で、ビデオ通話によりオウムたちは羽繕いをして身だしなみを整えたり、歌や遊びなどの社会的行動をとるようになったという。 関連記事 東大など「生態系ネットワークに情報処理能力がある」ことを証明 微生物群を未来予測AIのように使う実験に成功 東京大学と京都大学、東北大学およびB.Creationは、物連鎖のような自然に存在するネットワーク関係が情報処理能力を持っており、人間がそれを活用できるという証拠を発見したと発

    オウム同士でビデオ通話できると判明 話したい相手を選んで鳥同士交流 ストレス軽減に期待
  • mRNAのひみつ | まんがひみつ文庫 | まんがでよくわかるシリーズ | 学研キッズネット

    わたしたちのからだになくてはならないのが、 いろいろな種類のタンパク質の働き。 このタンパク質はどうやってつくられていると思う? さまざまなタンパク質が細胞でつくられていくときの カギをにぎるのが、「mRNA」という物質なんだ。 mRNAは、もともと私たちのからだの中にあって働いているよ。 けれど、からだの外から中に入れても使えるようになって、 ウイルスや細菌などの病原体からからだを守るワクチンや、 いろいろな病気の薬としての開発も進められているんだって。 mRNAは、からだの中でどのような役目をしているのだろう。 ワクチンや薬としては、どうやって働くのかな? このを読んで、mRNAの働きと可能性をさがしに行こう! (もくじ) プロローグ からだの中でなにが起きている? 第1章 mRNAについて知りたい! 第2章 からだの仕組みのふしぎ コラム 遺伝子やDNAってどんなもの? コラム m

    mRNAのひみつ | まんがひみつ文庫 | まんがでよくわかるシリーズ | 学研キッズネット
  • テロメアが長くても寿命が延びるどころか「がん」リスクが急増するだけと判明! - ナゾロジー

    テロメアについて驚きの新事実が明らかになりました。 テロメアは主に遺伝子のコピーできる回数を制限するもので、これを伸ばせれば老化が防げるというイメージで語られてきました。 しかし米国のジョンズ・ホプキンス大学(Johns Hopkins University)で行われた研究により、長年に渡り「若さの源泉」と考えられていた長いテロメアに、がんの発生率を劇的に高める恐ろしい仕組みが隠されていることが示されました。 いったいどんな仕組みで長いテロメアは、がんを引き起こしていたのでしょうか? 研究内容の詳細は2023年5月4日に、世界5大医学雑誌の1つである『New England Journal of Medicine』に掲載されました。 Long Telomeres, the Endcaps on DNA, Not the Fountain of Youth Once Thought — Sc

    テロメアが長くても寿命が延びるどころか「がん」リスクが急増するだけと判明! - ナゾロジー
  • ムスクの香りの感度に影響を与える嗅覚受容体の遺伝子多型の発見――ある匂いの感じ方から別の匂いの感じ方を予測できる可能性―― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部

    ホーム 研究成果 ムスクの香りの感度に影響を与える嗅覚受容体の遺伝子多型の発見――ある匂いの感じ方から別の匂いの感じ方を予測できる可能性―― 発表者 悪原 成見  (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 博士課程(研究当時)/日学術振興会特別研究員RPD) Casey Trimmer(Monell Chemical Senses Center(研究当時)) Andreas Keller(Rockefeller University, Research Associate, Laboratory of Neurogenetics and Behavior) 新村 芳人  (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 特任准教授(研究当時)/ 宮崎大学農学部獣医学科 教授) 白須 未香  (東京大学大学院農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 特任助教) Joel D M

    ムスクの香りの感度に影響を与える嗅覚受容体の遺伝子多型の発見――ある匂いの感じ方から別の匂いの感じ方を予測できる可能性―― | 東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
  • 実は未解明問題「虫が光に引き寄せられる理由」がついに判明! - ナゾロジー

    虫が光に引き寄せられる理由がついに判明!虫が光に引き寄せられる理由がついに判明! / Credit:Canva . ナゾロジー編集部多くの人々にとって、街灯や勉強机の明かりに虫たちが集まっている風景は身近なものでしょう。 夏場のコンビニの軒先など設置されている害虫駆除装置も光に誘引される虫たちの性質を利用したものであり、近づいてくる虫たちに「バチッ」という音とともに電撃を与え感電死させるものとなっています。 ただなぜ虫たちが光に集まるのか、その根源的な理由については謎となっていました。 たとえば有名な4つの仮説(①~④)をみてみると ①「虫には光に向かって飛ぶ走性があるとする説」に対しては先に述べた通り、そもそも虫には近場の光源に直接向かうような行動がほとんどみられず多くは垂直に直交するような飛び方をします。 ②「月の光を頼りに航行してるところを人工光源によって混乱したとする説」は長らく最

    実は未解明問題「虫が光に引き寄せられる理由」がついに判明! - ナゾロジー
    inugamix
    inugamix 2023/04/23
    背光反射
  • 植物は「会話」している、ストレスで超音波を出すことも判明

    ベルギーのブルージュに展示されたこのアート作品は、地中の菌類を通じて樹木どうしがつながるネットワークを表現している。植物は自分たちどうしだけでなく、微生物から私たち人間を含む動物まで、あらゆる生物と「会話」している。(PHOTOGRAPH BY SYLVAIN LEFEVRE, GETTY IMAGES) 「助けて!」「ここに降りておいで!」「資源を節約しろ!」「触るな!」「果実がべ頃になったよ!」 これらは、コケから樹高90mのセコイアまで、植物たちが発するさまざまなメッセージのごく一部だ。刈ったばかりの草のにおいを嗅いだことがある人は、植物とコミュニケーションをしたことがあると言える。 「植物も動物と同じくらい複雑なコミュニケーションをしていることが明らかになっています」と、微生物学者で全米科学財団(NSF)のプログラムディレクターであるマムタ・ラワット氏は語る。「とはいえ解明は始ま

    植物は「会話」している、ストレスで超音波を出すことも判明
  • ニュース :: 【研究発表】昆虫学の大問題=「昆虫はなぜ海にいないのか」に関する新仮説

    【研究発表】昆虫学の大問題=「昆虫はなぜ海にいないのか」に関する新仮説https://www.tmu.ac.jp/news/topics/35603.html 1.概要 昆虫は記載種だけでも100万種を超えるほどの多様性を誇り、地球で最も繁栄している生物ともいわれています。翅を持つ利点などを活かし、陸上ではあらゆる環境へと適応している昆虫ですが、海洋環境に適応している種の数は非常に少なく、この理由について在野の昆虫愛好家を交えた議論が長らく続いています。研究は、節足動物である昆虫にとって重要な体構造である外骨格に着目し、それが硬くなるために用いられるメカニズムに関連づけ「昆虫が海にほとんどいない」理由の説明を試みています。外骨格を硬くする過程で、昆虫は酸素分子を補因子とする化学反応を必要としますが、水中は陸上(空気中)と比較し、30分の1しか酸素が含まれておらず、これが水への進出に際して

    ニュース :: 【研究発表】昆虫学の大問題=「昆虫はなぜ海にいないのか」に関する新仮説
  • コオロギは危険な食材なのか?専門家が解説する「コオロギ食」騒動の真相 安全性への懸念、6兆円の助成金疑惑などコオロギ食にまつわる情報の真偽 | JBpress (ジェイビープレス)

    (昆虫料理研究家:内山 昭一) 徳島の高校の昼で、用コオロギの粉末を使った材を希望者に提供したことに端を発する、昨今のコオロギ騒動。陰謀説まで飛び出す事態に、昆虫の普及を目指すNPO法人昆虫普及ネットワーク理事長でもある内山昭一氏がさまざまな懸念に答える。(JBpress) コオロギだけがなぜ危険? 現在、日ではいちばん多く出回っている昆虫が、コオロギです。その理由のひとつは、雑なので餌の選択肢がいろいろあることです(穀物や野菜くずなど有機廃棄物)。また、養殖しているコオロギは熱帯原産なので、日のコオロギと違って室温30℃ぐらいを保てば通年飼育が可能です。さらに飼育が容易で発育期間が約1.5か月と短く、サイズも大きいことがその理由です。 昨今、コオロギをめぐってネットを中心に、「健康に悪い」「コオロギ市場に血税が使われている」などの騒動が起きています。 そのほとんどは

    コオロギは危険な食材なのか?専門家が解説する「コオロギ食」騒動の真相 安全性への懸念、6兆円の助成金疑惑などコオロギ食にまつわる情報の真偽 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 春先、コンクリート壁でみかける派手な赤いダニは、なぜ赤い?~法政大学と京都大学の研究グループが真っ赤な体色の原因を解明~ :: 法政大学

    お知らせ 春先、コンクリート壁でみかける派手な赤いダニは、なぜ赤い?~法政大学と京都大学の研究グループが真っ赤な体色の原因を解明~ 2022年12月23日 お知らせ 法政大学自然科学センター/国際文化学部(島野智之 教授)と京都大学大学院農学研究科(刑部正博 准教授)の研究グループは、このたびカベアナタカラダニが真っ赤な体色なのは、春先の紫外線から体を守る抗酸化物質を大量に蓄積しているためであったことを解明しました。天敵に見つかりやすいのではないかと人間は心配になりますが、天敵となる昆虫(アリなど)の多くは可視光のうち赤色光は見えていないため、派手に赤い色をしているからといって天敵に見つかりやすい訳ではないと考えられます。 【発表のポイント】 春先のコンクリート壁でみつかるカベアナタカラダニBalaustium murorum (Hermann)は、アナタカラダニ属に所属し、いずれの発育ス

    inugamix
    inugamix 2022/12/24
    タカラダニは無益無害でありふれているためあまり研究されていないと聞いていた。春先にベランダの手すりにたくさんいるときは少し困るのだが、花粉を食べるならどうぞどうぞだ。
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/夜空で密会するシギとハト ~鳥類の夜間渡りにおける驚きの種間関係を発見~

    2022年12月7日 北海道大学 森林総合研究所 夜空で密会するシギとハト ~鳥類の夜間渡りにおける驚きの種間関係を発見~ ポイント 日中の生態が全く異なる2種の鳥類が夜間にペアで渡る現象を発見。 北海道室蘭と青森県津軽ではヤマシギの約17%がアオバトなどの他種と渡ることを解明。 夜空を渡る鳥類の知られざる種間関係の存在を示唆。 概要 北海道大学大学院地球環境科学研究院の先崎理之助教は、森林総合研究所の青木大輔研究員、北海道大学大学院農学院博士後期課程の北沢宗大氏、日渡り鳥保全・研究グループの原星一氏と共同で、これまで夜間に単独で渡ると考えられていたヤマシギ*¹のうち一定数が、日中の生息環境や生態が異なるアオバト*²などの他種とペアになって渡ることを発見しました。 毎年、おびただしい数の鳥類が、遠く離れた繁殖地と越冬地の間を行き来する渡りを行います。タカの仲間や大型の水鳥などの一部を除き

  • ニホンヤモリは外来種だった!遺伝子と古文書で解明したヤモリと人の3千年史

    学研究者情報】 〇東北アジア研究センター 教授 千葉聡 研究室ウェブサイト 【発表のポイント】 ニホンヤモリは約3000年前に中国から九州に渡来後、人の移動や物流に便乗して東に分散したことを、ゲノムワイドの変異解析と古文書の記録で推定。 ニホンヤモリの分布拡大パターンは日社会の発展と同調。 現在の生物分布と多様性に、近代以前の人と生物の関係が強く影響。 【概要】 ニホンヤモリは、日民家の"隣人"で家の守り神(家守)として親しまれていますが、中国東部にも分布しており、実は在来種ではなく外来種ではという疑いがもたれてきました。しかし、渡来期も含めその来歴は不明でした。東北大学大学院生命科学研究科博士課程学生の千葉稔氏と東北アジア研究センターの千葉聡教授らのグループは、その日進出の過程を、ゲノムワイドの変異解析と古文書の調査から推定することに成功しました。 ニホンヤモリは、約3000年

    ニホンヤモリは外来種だった!遺伝子と古文書で解明したヤモリと人の3千年史
  • 死んだブタの細胞機能回復に成功、移植用の臓器保存に期待 死の概念揺るがす 米イエール大

    米イエール大学の研究チームが、死んだブタの細胞機能を回復させることに成功した/Nhac Nguyen/AFP/Getty Images (CNN) 米イエール大学の研究チームは、死んでから1時間たったブタの血液循環などの細胞機能を回復させることに成功したと発表した。この研究は、細胞がこれまで考えられていたほど早くは死なないことを示唆しており、いずれ人に応用できれば、臓器の保存時間を伸ばして臓器移植を増やせる可能性があると期待されている。 研究チームは「OrganEx」と呼ばれるシステムを開発して死んだブタの体内で酸素の循環を回復させ、心停止後も細胞や一部の臓器を保全した。 研究を主導したイエール大学のネナド・セスタン教授は「機能しなくなるはずの細胞が、何時間も機能した」と発表、「つまり細胞の死滅は停止させられるということだ。その機能は複数の臓器で回復した。死後1時間経過しても」と語った。

    死んだブタの細胞機能回復に成功、移植用の臓器保存に期待 死の概念揺るがす 米イエール大
  • 国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/木材中の放射性セシウム(セシウム137)濃度、増加の頭打ちあるいは減少への転換を確認 —原発事故後10年間の観測と解析—

    2022年8月4日 国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 木材中の放射性セシウム(セシウム137)濃度、増加の頭打ちあるいは減少への転換を確認 —原発事故後10年間の観測と解析— ポイント 原発事故で汚染された樹木の木材・樹皮中の放射性セシウム(セシウム137)濃度の事故後10年間の変化を明らかにしました。 木材中のセシウム137濃度は事故後数年間では一部の森林で増加傾向にありましたが、その後増加が頭打ちあるいは減少に転じたことが確認されました。 樹木による土壌からのセシウム137の吸収と落葉・落枝による排出が次第に釣り合ってきたと考えられ、今後予測精度の向上や吸収特性の解明が進むと期待されます。 概要 国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所の研究グループは、福島原発事故で汚染された樹木の木材・樹皮中の放射性セシウム(セシウム137)濃度を事故後1年目から現地調査に