1日の消費税率引き上げに合わせ、政府はクレジットカードや電子マネーなど「キャッシュレス決済」の普及を図っている。しかし政府を支える自民党の党本部にある食堂や売店は、いずれもキャッシュレスに対応していない。旗振り役の足元で対応が遅れている。 自民党本部9階にある食堂では今回、定食を10円値上げして430円にした。1階の売店は、安倍晋三首相の揮毫(きごう)の色紙や書籍などが主な商品で、揮毫色紙を10円値上げして1040円とするなどした。 自民党関係者からは対応遅れについて「『隗(かい)より始めよ』で本当はやらないといけない」「永田町かいわいの人たちは頭が固い」との声も漏れる。ただ、売店も食堂も国会議員が利用する場合、店頭ではサインで済ませて後から請求する「キャッシュレス化」が既に実現している。バーコードも未導入で、手打ち式レジの更新費用も考慮すると、「無理に対応しても費用がかかるだけ」(担当者
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