北京(Beijing)郊外で自宅軟禁されていた現代芸術家、アイ・ウェイウェイ(艾未未、Ai Weiwei)氏(2010年11月7日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【4月6日 AFP】中国を代表する現代芸術家で、北京五輪のメインスタジアムの設計にも携わったアイ・ウェイウェイ(艾未未、Ai Weiwei)氏が中国当局に身柄を拘束されたことについて、国営英字紙・環球時報(Global Times)は6日、「一線を越えた同氏に対する、欧米の釈放要求は不当」との記事を掲載した。 アイ氏は3日に、北京(Beijing)の空港で香港(Hong Kong)行きの航空機に搭乗しようとしていたところを当局に身柄を拘束されて以来、所在がわかっていない。 この件について中国共産党に近く強硬な論調で知られる環球時報は、「アイ氏は多くの機会において、中国国内法の犯してはならない一線に抵触しかけ