シリア北部アレッポ(Aleppo)県で、元学校だった場所に作られた軍事学校で軍事訓練を受ける少年(2013年1月23日撮影)。(c)AFP/JM LOPEZ 【3月14日 AFP】シリアでは内戦開始以来、少年兵が増加し、人間の盾とされることすらあるとの報告を、英慈善団体セーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)が13日発表した。 国連によると、2年前に蜂起が始まって以来、シリアでは少なくとも7万人の死者が出ている。セーブ・ザ・チルドレンの報告書は、この2年間で200万人以上の罪のない子どもが紛争の犠牲になっていると指摘。子どもたちは食料不足による栄養失調や病気と隣合わせにあり、多くが学校に通うことすらできないという。また、性的暴力からの保護を理由に、少女が若くして結婚を強いられるケースも増加したという。 報告はさらに、「政府軍も反政府軍も18歳未満の少年を雇い、運搬や警備